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イスラエル、60歳以上にコロナワクチン4回目接種へ

2021年12月22日(水)10時15分
イスラエルで新型コロナウイルスワクチン接種を受ける高齢者

イスラエル政府は、60歳以上の国民を対象に、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を実施すると発表した。写真はネタニアで1月19日撮影(2021年 ロイター/Ronen Zvulun)

イスラエル政府は21日、60歳以上の国民を対象に、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を実施すると発表した。オミクロン変異株の感染拡大を巡る懸念に対応する。

保健省の専門家委員会が4回目接種を推奨、保健当局幹部による正式な承認はまだだが、ベネット首相は世界で拡大するオミクロン株の流行を抑えるのに役立つと強調し、国民に4回目接種を早く受けるよう促した。

イスラエルではオミクロン株感染者の死亡が初めて報告されたばかり。病院側が21日に行った説明によると、死亡したのは60歳代の男性で、コロナ専門病棟に入院してから2週間後に死亡した。複数の深刻な既往症があったという。

保健省の同日の発表によると、国内のオミクロン感染者は少なくとも340人に上る。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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