<2016年から知られるようになった「米大使館員らが原因不明の神経系症状を訴える」ハバナ症候群がNATO加盟国でも発生>

ドイツで「ハバナ症候群」が発生したようだ。

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた匿名の米外交官らの証言によれば、この数カ月間にドイツ駐在の米当局者の少なくとも2人が吐き気や重度の頭痛などに悩み、治療を受けている。彼らの一部はロシア関連分野担当の情報部員か、外交官とみられる。国内に駐留米軍とアメリカの核兵器を擁するNATO加盟国では初の事例だ。

ハバナ症候群が初めて報告されたのは2016年後半。キューバの首都ハバナの米大使館職員が目まい、頭痛といった神経系の症状を訴えた。以来、報告例は相次いでいる。

症状の多くは「指向性パルス高周波エネルギーが与える影響と一致」すると、研究者はみる。米国科学アカデミー(NAS)は昨年、「中国・広州の米領事館職員も同様の症状を訴えている」と指摘した。

ハバナ症候群の原因は今も不明。何者かが指向性エネルギー兵器で攻撃したせいではないかと推測されている。

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