最新記事

テレビ

東京五輪、視聴率苦戦の根本理由

Olympic TV Ratings: How Many People Will Watch The 2021 Tokyo Games?

2021年7月27日(火)20時31分
アンソニー・リッコボーノ(IBタイムズ記者)

調査会社モーニングコンサルトが3月に実施した調査では、アメリカの成人の61%が、東京五輪を「かなり」あるいは「幾らか」テレビで視聴するつもりだと回答した。

「事前調査の結果は、リオデジャネイロ五輪の時よりも少しマシだ」と、かつてNBCスポーツのリサーチャーを務め、現在はスポーツおよびメディア関連のコンサルティング企業JWB3メディア・インサイツを経営しているジョー・ブランは3月に語った。彼は当時、こうも述べていた。「これは開催都市である東京への関心度が影響しているのだと思う。一般にオリンピック関連の放送を視聴しようという意思は、開催都市に対する関心と比例する。ロンドン大会の時がそのピークだったが、2028年に開催されるロサンゼルス五輪でも、その関心度合いはきわめて高くなるだろう」

NBCは19日間連続でオリンピックの放送を行う予定だ。東京と米東部標準時は13時間の時差があるため、多くの競技はゴールデンタイムに録画を再放送することになる。


ニューズウィーク日本版 コメ高騰の真犯人
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年6月24日号(6月17日発売)は「コメ高騰の真犯人」特集。なぜコメの価格は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ソフトバンクG、Tモバイル株売却で49億ドル調達目

ビジネス

日経平均は小幅続伸で寄り付く、米株高や円安が支え 

ワールド

米上院共和党が税制・歳出法案の修正案、控除枠縮小に

ビジネス

グッチ所有企業、次期CEOにルノーのトップが9月就
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:コメ高騰の真犯人
特集:コメ高騰の真犯人
2025年6月24日号(6/17発売)

なぜ米価は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

メールマガジンのご登録はこちらから。
メールアドレス

ご登録は会員規約に同意するものと見なします。

人気ランキング
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 5
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 6
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 7
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 8
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 9
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 10
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中