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新型コロナのワクチンをお尻に打ってはダメなのか?

Why the Arm?

2021年3月19日(金)17時20分
ベン・マティスリリー

アスリートの中にも、肩への注射を嫌がる人がいるかもしれない。注射の後に痛みが生じることがあるためだ。

アムラーはCDC時代、大学バスケットボールの強豪チームの選手たちに麻疹(はしか)のワクチンを接種することになった。だが「準備が整ったところでチームの監督から電話が入り、『注射はやめて』と言われた」という。

監督は取り乱した様子で、言いたいことが分からなかった。よく聞いてみると、プレーに支障が出るから肩への注射は避けてほしいという話だった。「では、脚かお尻ではどうですか」と提案すると、監督はすんなり承諾した。

いくつかの証言によれば、野球選手が筋肉増強剤を注射する際も、お尻に打つことが多い。肩に痛みが残るとプレーしにくいだろうから、理にかなっている。

筆者はこの点について、元メジャーリーガーで現役時代に筋肉増強剤を使用していたホセ・カンセコやレニー・ダイクストラなどに取材を申し込んだが、返答はなかった。

ニューヨーク・メッツの元職員で、選手に禁止薬物を売ったとして有罪判決を受けたカーク・ラドムスキの電話番号にもかけてみたが、「現在使われておりません」というメッセージが流れた。

野球選手がお尻への注射を好む理由については新しい証言が得られ次第、随時お伝えしたい。それまでは、可能であればワクチンは肩に打つことをおすすめする。

©2021 The Slate Group

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