ニュース速報
ワールド

米・イラン協議「主要な合意」、23日も継続とトランプ氏

2026年03月24日(火)00時19分

写真は米デラウェア州ドーバー空軍基地へ向かう大統領専用機「エアフォースワン」に搭乗するトランプ大統領。18日撮影。REUTERS/Kylie Cooper/File Photo

Susan Heavey Humeyra Pamuk Bhargav Acharya Steve Holland Doina Chiacu

[ワ‌シントン 23日 ロイター] - トラン‌プ米大統領は23日午前、米国はイランと過​去24時間の間に協議を実施し、双方が「主要な合意点」を有している⁠と述べ、攻撃の終​結に向けた合意が近く成立する可能性があるとの認識を示した。

トランプ氏は米フロリダ州からテネシー州メンフィスに向かう際に記者団に対し、米国はイランと「極めて力強い⁠協議を行っている」と述べ、両国は「主要な合意点」を共有していると言及。「現在、合意に⁠至る​現実的な可能性のただ中にある」と述べ、協議は23日も継続され、交渉が引き続き生産的に進められれば早期に合意へ達する可能性があるとした。米国からはウィトコフ中東担当特使と自身の娘婿ジャレッド・クシュナー氏が協議に参加していると⁠いう。

トランプ氏は米国がイランの誰と‌協議しているかについては明言を避けたものの、新最高指⁠導者モジ⁠タバ・ハメネイ師ではないと明らかにし、「イランにはまだ指導者が残っている。われわれが対話を行っているのは、最も尊敬され、指導者としての地位にある人物だと考えている」‌と語った。

また、イランとの合意が成立すれば、「原​油価‌格は急落するだろう」⁠としたほか、ホル​ムズ海峡も再開されるという認識を示した。米政権が先週、海上で停滞しているイラン産原油の売却を容認したことについては、「システム内にできるだけ多くの」石油を確保することを望んでいると‌述べた。

 トランプ氏はこの日、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「​敵対関係の完全かつ全面的解決」⁠に向けイランと良好で生産的な協議を行ったとし、進行中の協議の成果を条件に、イランの発電所とエネルギーイ​ンフラへの軍事攻撃を5日間延期するよう国防総省に指示したと明らかにした。

ただ、イランのファルス通信は関係筋の話として、米国といかなる協議も行われていないと報じている。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米・イラン協議「主要な合意」、23日も継続とトラン

ビジネス

ミランFRB理事、原油高でも利下げ支持変えず 「見

ワールド

イスラエル財務相、レバノン南部の併合要求 「新たな

ビジネス

年内利下げの見方維持、イラン紛争早期解決なら=米シ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 2
    「胸元を強調しすぎ...」 米セレブ、「目のやり場に困る」黒レースのドレス...豊胸を疑う声も
  • 3
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 4
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 5
    スウェーデン次期女王ヴィクトリア皇太子、陸軍訓練…
  • 6
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記…
  • 7
    「筋力の正体」は筋肉ではない...ストロングマンが語…
  • 8
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 9
    100年の時を経て「週40時間労働」が再び労働運動の争…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中