最新記事

温暖化対策

去りゆくトランプにグレタがキツいお返し「とても幸せそうなおじいさん」

Greta Thunberg Turns Donald Trump's Words Against Him as She Mocks His Exit

2021年1月22日(金)13時00分
ジェイコブ・ジャービス

すっかり環境保護活動のアイコンになったグレタ Jessica Gow/TT News Agency/REUTERS

<各国指導者に温暖化対策を訴えたスピーチをからかわれたグレタだが、その文面を真似して退任するトランプを皮肉った>

著名な環境活動家のグレタ・トゥーンベリは、20日に退任したドナルド・トランプ米元大統領に対して、在任中のトランプから送られた皮肉なコメントを真似してキツいお返しをした。

2019年、グレタはニューヨークで開催された国連の温暖化対策サミットで感情がこもったスピーチを行い、世界の指導者たちが気候変動への対策を十分に行っておらず、世界の若者たちを失望させていると訴えた。在任中のトランプは、この動画を共有して「とても幸せそうなこの少女は、明るく素晴らしい未来を期待しているみたいだ。見ていて気持ちがいいね!」と皮肉なコメントをした。

気候変動への対策を訴えて学校をストライキし、その運動を世界に広めたグレタは、今や環境保護運動のアイコンとなっている。20日にホワイトハウスを後にしたトランプの画像を共有したグレタは、以前にトランプから受けたものとそっくりのコメントを付けた。

「とても幸せそうなこのおじいさんは、明るく素晴らしい未来を期待しているみたい。見ていて気持ちがいいね!」

このグレタのツイートには32万8000の「いいね」が付き、4万5000のリツイートを集めた。

(トランプ退任にコメントしたグレタのツイート)


グレタがトランプのツイートを逆手に取ってやり返したことは、以前にもあった。

トランプは2019年に、グレタが「アンガーマネジメント(怒りの感情を制御する)問題」を抱えているとして、「落ち着けグレタ、落ち着け!」とコメントした。

昨年11月の米大統領選でトランプが選挙結果に異論を唱えると、グレタは同じ文面を使って、「チョー馬鹿げている。ドナルドはまずアンガーマネジメントに取り組み、それから友達と昔の映画でも見に行けばいい。落ち着けドナルド、落ち着け!」

(大統領選の結果を認めないトランプへのグレタのコメント)
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

クレディ・アグリコル、第4四半期は39%減益 一時

ワールド

台湾の追加防衛支出案、通過しなければ国際社会に誤解

ワールド

インド通貨、88.60─89.00ルピーまで上昇へ

ビジネス

UBS、第4四半期純利益56%増で予想上回る 自社
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 3
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 4
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 5
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 6
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 7
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 8
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 9
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 10
    ICE射殺事件で見えたトランプ政権の「ほころび」――ア…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 8
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 9
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 10
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中