最新記事

感染症

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(2日現在)

2020年6月2日(火)12時27分

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、インドの信用格付けを「Baa2」から投資適格級で最も低い「Baa3」に引き下げた。長期間にわたる成長鈍化や債務増加、金融システムの一部における持続的な緊張を理由に挙げた。ニューデリーで撮影(2020年 ロイター/ADNAN ABIDI)

■メキシコの経済再開、組織的かつ円滑に行う必要=財務相

メキシコのエレラ財務相は1日、同国の経済再開は組織的かつ円滑でなければならないとし、新たな新型コロナウイルス感染拡大が発生すれば恐ろしい結果を招くと警告した。

■メキシコ、新型コロナ死者が1万人突破

メキシコの保健当局によると、同国の新型コロナウイルス感染による死者数は1日、237人増え、1万0167人となった。

■豪で新型コロナ最年少犠牲者とされた男性、再検査で陰性=当局

オーストラリア当局は、新型コロナウイルス感染症による同国の死者で最も若いとされていたクイーンズランド州の30歳の男性について、死亡時に新型コロナに感染していなかったことがその後の検査で判明したと発表した。

■対人距離とマスク、新型コロナ感染リスク抑制に有効=英医学誌

コロナウイルスの感染経路に関する研究結果をまとめたレビューによると、少なくとも1メートルの対人距離確保と、マスクおよび目を保護する防護具の着用が、COVID─19(新型コロナウイルス感染症)のリスク抑制に最善の策であることが分かった。

■豪州、ロックダウン措置さらに緩和 飲食店の収容人数拡大認める

オーストラリアの複数の州は1日、社会的距離制限をさらに緩和した。飲食店の収容人数を増やしたり、公共施設を再開させたりすることを認めた。

■新型コロナの威力低下、科学的根拠ない WHO専門家などが指摘

イタリアの著名医師が、新型コロナウイルスは威力を失っているとの見解を示したことに対して、世界保健機構(WHO)の疫学者などから、科学的根拠がないとの指摘が出ている。

■南アがロックダウン一部解除、鉱山や工場のフル稼働可能に

南アフリカは1日、新型コロナウイルス対策として実施しているロックダウン(都市封鎖)を一部解除した。停滞していた経済の再生が狙いで、出勤や礼拝、買い物などの外出が認められ、鉱山や工場はフル稼働ができる

■米NY州知事ら、抗議デモがコロナ拡大につながる可能性を警告

米ニューヨーク(NY)州知事を含む政府当局者と公衆衛生専門家は、黒人暴行死事件に端を発する大規模な抗議活動や警察官の大量動員が新型コロナウイルスの感染拡大をさらに進める可能性があると警告した。


【関連記事】
・東京都、新型コロナウイルス新規感染13人 再び2桁台に
・検証:日本モデル 西浦×國井 対談「日本のコロナ対策は過剰だったのか」
・なぜブラジルは「新型コロナ感染大国」へ転落したのか
・WHOに絶縁状、トランプの短気が招く「世界公衆衛生危機」の悪夢

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米司法省、エプスタイン新資料公開 トランプ氏が自家

ワールド

ウクライナ、複数の草案文書準備 代表団協議受けゼレ

ビジネス

米GDP、第3四半期速報値は4.3%増 予想上回る

ビジネス

米CB消費者信頼感、12月は予想下回る 雇用・所得
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    素粒子では「宇宙の根源」に迫れない...理論物理学者・野村泰紀に聞いた「ファンダメンタルなもの」への情熱
  • 2
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低く、健康不安もあるのに働く高齢者たち
  • 3
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 4
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 5
    砂浜に被害者の持ち物が...ユダヤ教の祝祭を血で染め…
  • 6
    なぜ人は「過去の失敗」ばかり覚えているのか?――老…
  • 7
    ジョンベネ・ラムジー殺害事件に新展開 父「これま…
  • 8
    楽しい自撮り動画から一転...女性が「凶暴な大型動物…
  • 9
    懲役10年も覚悟?「中国BL」の裏にある「検閲との戦…
  • 10
    「個人的な欲望」から誕生した大人気店の秘密...平野…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 5
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 6
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 9
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 10
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中