最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(23日現在)

2020年3月23日(月)19時25分

■オーストラリア、パブやジムの閉鎖開始 新型コロナ感染者急増で 

オーストラリアでは23日、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、パブやスポーツジム、教会などの閉鎖が始まった。

■タイ、2月の外国人観光客は前年比42.8%減 新型コロナが影響

タイ観光省が23日発表した統計によると、2月に同国を訪れた外国人観光客は前年同月比42.78%減の206万人となった。前月は2.46%増えていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、急減した。

■米上院の新型コロナ法案、民主党が阻止 採決へ協議継続

米上院は22日、1兆ドル超の新型コロナ対策法案の採決に向けた動議を否決した。民主党の反対で、可決に必要な60票(議席数100)の支持が得られず、手続き上のハードルをクリアできなかった。

■米スタバ、北米で大半のカフェ閉鎖 ドライブスルーに限定

米コーヒーチェーン大手スターバックス(スタバ)は20日、新型コロナウイルス拡大抑制策として、北米のほぼ全直営カフェ店舗を2週間にわたって閉鎖し、営業をドライブスルーに限定すると発表した。

■米国のコロナ対応指針、15日間の終了時に今後を決定=トランプ氏

トランプ米大統領は22日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて今月出した行動指針の15日間の適用期間終了時に、「どの道を進むのか」について決定を下す考えを示した。

■豪当局、銀行に新型コロナのローン返済猶予での損失情報開示要請

オーストラリア健全性規制庁(APRA=銀行監督当局)は23日、新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けたローンの借り手向けに銀行が返済猶予措置を講じることに伴って、各行とも発生する恐れのある損失の情報開示が不可欠になるとの見解を示した。

■サウジが外出制限、UAEは旅客便を停止 新型ウイルス対策で

新型コロナウイルスの感染者数急増を受け、サウジアラビアは23日から全国に夜間外出禁止令を発令する。一方、アラブ首長国連邦(UAE)は同国を発着するすべての旅客便について、乗継便も含め全て一時運航停止とする方針。

■タイ中銀が債券市場の流動性支援、社債安定化基金も 新型コロナ対策

タイ中央銀行は22日、新型コロナウイルスの感染が広がるなか、債券市場の十分な流動性を確保するための対策を導入した。

■英ウィリアム王子、政府の助言を聞くよう呼びかけ 新型肺炎で

英王室のウィリアム王子(37)は英国民に対し、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、政府の助言に耳を傾けるよう呼びかけた。

■性的暴行で服役中のワインスタイン受刑者、新型ウイルスに感染

性的暴行で服役中のハリウッド映画界の元大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン受刑者(68)が新型コロナウイルスに感染した。当局者が明らかにした。

■NZ、外出制限実施へ 新型コロナ感染者100人超す

ニュージーランド政府は23日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、48時間後に警戒レベルを最高レベルに引き上げると発表した。国民は原則として自宅にとどまり、不要不急のサービスを停止し、学校、企業は閉鎖する。

■サンローランとバレンシアガ、新型コロナでマスク生産に乗り出す

高級ファッションブランドのサンローランとバレンシアガが、新型コロナウイルスにより品不足に直面しているマスク生産に乗り出す。親会社の仏ケリングが22日、明らかにした。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ガザ停戦合意巡り13日に国際首脳会合、トランプ氏ら

ワールド

北朝鮮が軍事パレード、新型ICBM公開 金氏は海外

ワールド

トランプ氏、心臓年齢は実年齢マイナス14歳 健康状

ワールド

米政府、大規模な人員削減開始 政府機関閉鎖10日目
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国EVと未来戦争
特集:中国EVと未来戦争
2025年10月14日号(10/ 7発売)

バッテリーやセンサーなど電気自動車の技術で今や世界をリードする中国が、戦争でもアメリカに勝つ日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ベゾス妻 vs C・ロナウド婚約者、バチバチ「指輪対決」が話題に 「上品さはお金で買えない」とネット冷ややか
  • 2
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 3
    「中国のビットコイン女王」が英国で有罪...押収された1兆円超は誰のもの? 中国は「返還」要求
  • 4
    時代に逆行するトランプのエネルギー政策が、アメリ…
  • 5
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 6
    連立離脱の公明党が高市自民党に感じた「かつてない…
  • 7
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 8
    史上最大級の航空ミステリー、太平洋上で消息を絶っ…
  • 9
    【クイズ】ノーベル賞を「最年少で」受賞したのは誰?
  • 10
    サウジの伝統食「デーツ」がスーパーフードとして再…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレクトとは何か? 多い地域はどこか?
  • 3
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 4
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 5
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿す…
  • 6
    祖母の遺産は「2000体のアレ」だった...強迫的なコレ…
  • 7
    ロシア「影の船団」が動く──拿捕されたタンカーが示…
  • 8
    ベゾス妻 vs C・ロナウド婚約者、バチバチ「指輪対決…
  • 9
    ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ…
  • 10
    トイレ練習中の2歳の娘が「被疑者」に...検察官の女…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 5
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 8
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 9
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 10
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中