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アメリカ社会

アメリカのミレニアル世代がいっこうに大人になれない裏事情

Growing Pains

2019年2月13日(水)16時40分
ベン・シャピロ(ニュースサイト「デイリー・ワイヤー」編集長)

シングルマザーになるといった、大人になることを余儀なくされるような決断をする人も多いし、そういう人は「アダルティング講座」など受けないだろう。だが問題は、環境要因とは関係なく若い人々に大人になることを促すにはどうしたらいいかということだ。

それには若い人々に責任を持たせるしかない。親にとってはつらいことだ。私にも幼い子供が2人いるが、この子たちが苦労するなど考えるだけでもつらい。だがニーチェならこう言うかもしれない。大人になるとは苦しむことであり、苦しむことを通じて私たちは世界をよりよくする力を備えた責任ある人類になれるのだ、と。

私たち親は子供を甘やかすとともに、政府を通じて自分たちを甘やかし続けることもできる。だがみんなが「大人になる」準備にかまけて大人になるのを先送りしていたら、いつかは本物の大人がいなくなり、子供だけになってしまう。

子供に社会の舵取りを任せるわけにはいかないはずだ。

<本誌2019年01月29日号掲載>

※2019年1月29日号(1月22日発売)は「世界はこう見る:日韓不信」特集。徴用工、慰安婦、旭日旗、レーダー照射......。「互いを利してこそ日韓の国力は強まる」という元CIA諜報員の提言から、両国をよく知る在日韓国人の政治学者による分析、韓国人専門家がインタビューで語った問題解決の糸口、対立悪化に対する中国の本音まで、果てしなく争う日韓関係への「処方箋」を探る。

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