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「トランプ信者」は共和党支持者になるか 中間選挙で結束試されるMAGA運動とは?

2018年11月7日(水)12時00分

トランプ大統領は先月10日、約800キロ離れた場所で別の集会に参加し、ペンシルバニア州で上院議席をめざすルー・バーレッタ下院議員のために同じようなメッセージを語った。ここは2016年にトランプ氏が1ポイント差で辛うじて勝利を収めた州だ。

「皆さんの力が必要だ」と大統領は聴衆に語った。「ルーに投票してほしい」

8月以降で大統領が同候補のために集会に出向くのはこれが2回目だ。だが、やはりバーレッタ候補は、民主党の現職ボブ・キャセイ氏に後れをとっており、世論調査では依然として10ポイント以上の差をつけられている。

ブラックバーン候補とバーレッタ候補の情勢の差は、大統領がMAGA賛同者を巧みに動かすことに対する困難さを物語っている。

2016年のトランプ勝利を受けて、テネシー州の共和党主流派は同氏の政策目標を受け入れ、トランプ支持者を歓迎した。現在、ブラックバーン候補を含めた大統領の推薦候補のために、多くのトランプ支持者がボランティアに参加。電話による有権者への投票依頼や戸別訪問、その他の投票推進運動を手伝っている。

トランプ氏を当初支持していなかった州の共和党幹部も、「大統領を助けなければならないと悟った」と、テネシー州ジョンソンシティの党本部を率いて、州共和党執行委員会にも名を連ねるトッド・ファウラー氏は言う。「テネシー州は彼のやり方を気に入っている」

大統領選でトランプ氏が薄氷の勝利を収めたペンシルバニア州では、支持者はもっぱら地方の労働者階級が暮らす地域に集中している。世論調査によれば、トランプ氏が知事候補に選んだスコット・ワグナー氏は、民主党の現職トム・ウルフ氏に大きく後れをとっている。

ペンシルバニア州で、トランプ大統領は連邦議会の選挙運動に人を集めているが、そこに集まった人々はまだ態度を決めかねている、とペンシルバニア州エリーで地元の共和党委員会に名を連ねるユージーン・ソレンティノさん(76)は指摘する。

電力会社を定年退職した元エンジニアのソレンティノさんは先日、カウンティフェア(郡主催の祭事イベント)において共和党の接待用テントに詰めていたが、そこで耳にしたのは「トランプ氏関連のグッズを欲しがる声だけだった」と語る。連邦議会選挙は「話題にも上っていなかった」と言う。

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