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「中国特使は非常に傲慢でいじめっ子のよう」 台湾と国交のあるナウル大統領が非難

2018年9月5日(水)15時49分

9月5日、太平洋諸島フォーラムを主催するナウルのワガ大統領は、同フォーラムに派遣されている中国の特使が「非常に傲慢」で、首脳会議中に余計な口出しをするなど「いじめっ子」のようだったと非難した。写真は国連で演説する同大統領。2016年9月にニューヨークで撮影(2018年 ロイター/Lucas Jackson)

太平洋諸島フォーラムを主催するナウルのワガ大統領は、同フォーラムに派遣されている中国の特使が「非常に傲慢」で、首脳会議中に余計な口出しをするなど「いじめっ子」のようだったと非難した。

同フォーラムには18の太平洋諸国の指導者、および米国と中国を含む非メンバー国の代表団が参加している。

ワガ大統領は4日遅くの記者会見で「(ツバルの)首相が話そうとした際に中国の代表が発言を要求した」と述べた。これに先立ち、非公開の首脳会議で激しいやり取りがあったとのメディア報道が出ていた。

同大統領は「彼は非常に傲慢で、一介の当局者にすぎないのに首脳会議をかなり長く妨げた。彼は大国から来ているから我々をいじめたいと考えたのではないか」と説明した。

ナウルとツバルは台湾と外交関係を有する太平洋6カ国に含まれている。

中国外務省からは今のところコメントを得られていない。

[ウェリントン/シドニー 5日 ロイター]


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