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サルにさらわれた赤ん坊、井戸で見つかる

2018年4月3日(火)16時02分
プリサ・ポール

BBCによると、この検視に関わった医師は、遺体には目立った傷はないと話しており、死因は「溺れたことによる窒息死とみられる」という。

赤ちゃんを盗んだとされるこのサルは、まだ捕まっていない。それどころか、地元警察はサルの種類も特定できていない。

ハヌマンラングール(顔は黒く、毛色は淡い茶色)か、アカゲザル(顔は赤く、毛色は赤褐色~茶褐色)のどちらかである可能性が高いが、どちらもオリッサ州ではよく見かけるサルだ。

家族の一員として迎えたばかりの子どもが生後わずか15日でこの世を去ったと知らされ、家族は悲しみに打ちひしがれている。

事件が起きたタラバスタ村では過去数週間、サルが住民を襲う事件が何度も発生していた。地元住民は、サルに対して住民の安全を守る手を打たなかったとして、森林局を批判している。

(翻訳:ガリレオ)

(International Business Times)

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