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公衆衛生

ネズミ被害に悩むワシントンDC、ストリート仕込みの秘密兵器を投入

2017年10月16日(月)17時50分
松丸さとみ

ワシントン以外でも猫が活躍中

ネズミ被害に困っているのはワシントンDCだけではない。シカゴ・トリビューンによると、シカゴでも同様に311へのネズミ被害に関する相談電話は増えており、2016年には46,879件に上った。2011年に統計を取り始めて最多の件数だったという。同紙によると、今のところ個人的に野良猫に頼っている住人はいるものの、自治体の正式なプログラムとして猫の採用には至っていない。しかし考慮はされているようだ。

また英国では、ツイッター・アカウントまで持ち世界的にも名の知れた「ネズミ捕り長官」パーマストンが活躍中だ。パーマストンは2016年4月、ロンドンの保護施設から外務・英連邦省に「ネズミ捕り長官」として迎え入れられた。英紙デイリーメールによると就任以来、少なくとも27匹のネズミを捕まえている(ただし記録を取っているわけではないので正確な数は不明とのこと)。



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