最新記事

プロダクツ

アウトドアに特化したスマートウオッチをCASIOが発表

2017年1月12日(木)16時10分
geared (ギアード)

CASIO: PRO TREK Smart WSD-F20

<低消費電力GPSとオフラインで使えるカラー地図機能を搭載、スマートフォンと連動しなくても単独で使用可能なアウトドア用スマートウオッチをCASIOが発表>

 CASIO が登山家などから厚い支持を得ているアウトドアウオッチ PRO TREK の名を冠した新スマートウオッチを発表しました。

 CASIO はアウトドアに特化したスマートウオッチ Smart Outdoor Watch WSD-F10 を2016年に発売。第2弾として発表された WSD-F20 は、PRO TREK の新シリーズ PRO TREK Smart として発売される初めてのスマートウオッチとなります。

 最大の特徴は、昨年リリースされた第1弾 WSD-F10 では搭載していなかった低消費電力GPSとオフラインで使えるカラー地図機能を搭載しているところ。WSD-F10 では地図機能等を使う際に、常にスマートフォンと連動しておく必要がありましたが、WSD-F20 ではスマートフォンの電波が届かない山域や、スマートフォンを手に持てないウォータースポーツなどでも単独で使うことができます。

wsd-f20_2.jpg


 マップは、多彩な表現が見やすいと世界中で利用されている Mapbox 社の地図データを採用。行先の地図を事前に WSD-F20 にダウンロードしておけば、GPS情報と組み合わせて、オフラインでも位置を確認できます。

 また、「ロケーションメモリー」アプリを使う事で地図上に文字やマーカーでメモを残すことができるので、登山道の途中で見つけた美しい景観や、釣りのポイントなど、地図上に目印のない場所でも自分だけのメモをつけることも可能です。

 なお、WSD-10 で好評だった登山アプリ YAMAP との連携も、WSD-F20 では内蔵GPSについて新たに対応予定とのこと。スマートフォンなしに YAMAP アプリが使えるとなると、登山での利便性はかなりアップしそうです。

 PRO TREK の名を冠しているだけに外観はよりタフネスを感じさせるものになっていて、米国防総省が制定した米軍の物資調達規格 MIL-STD-810G に準拠するなど、堅牢な耐環境性能と防水性も備えています。

 カラーはオレンジとブラックの2種類。発売は4月21日の予定。価格は WSD-F10 (¥70,000)よりも安い¥51,000となっていて、初めてのスマートウオッチとして手を伸ばしやすい価格になったのも嬉しいところです。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

フランスGDP、第3四半期速報は前期比+0.5% 

ビジネス

中国人民元、1年ぶり高値から下落 首脳会談後に日中

ビジネス

午後3時のドルは153円付近に上昇、日銀会合で円安

ワールド

米大統領、対中関税10%下げ表明 レアアース輸出継
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨の夜の急展開に涙
  • 4
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 5
    コレがなければ「進次郎が首相」?...高市早苗を総理…
  • 6
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 7
    【クイズ】開館が近づく「大エジプト博物館」...総工…
  • 8
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 9
    リチウムイオンバッテリー火災で国家クラウドが炎上─…
  • 10
    【クイズ】12名が死亡...世界で「最も死者数が多い」…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 8
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 9
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 10
    庭掃除の直後の「信じられない光景」に、家主は大シ…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 8
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 9
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 10
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中