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菅義偉官房長官「様々なこと考えるのは当然」 破壊措置命令の常時発令、暗に認める

2016年8月5日(金)12時25分

8月5日、菅義偉官房長官は会見で、北朝鮮のミサイル発射に対応する破壊措置命令の常時発令に関して「警戒監視を行う中で様々なことを考えておくのは当然だ」と述べた。写真は都内で昨年1月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

 菅義偉官房長官は5日の会見で、北朝鮮のミサイル発射に対応する破壊措置命令の常時発令に関して「警戒監視を行う中で様々なことを考えておくのは当然だ」と述べた。

 NHKは5日、北朝鮮によるミサイル発射の兆候を把握して、政府が自衛隊に発令してきた破壊措置命令について、常時発令された状態とする方向で調整に入ったと報道した。菅官房長官は「具体的なことは事柄の性質上、控えたい」と述べるにとどめたが、「北朝鮮(をめぐる情勢)は極めて厳しい状況にある。国民の安全、安心と平和な暮らしを守ることができる態勢をとり、24時間365日警戒監視に当たって、しっかり対応しているということだ」と語った。

[東京 5日 ロイター]

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