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イギリス保守党党首選はメイ内相がトップ、2位レッドソム

2016年7月6日(水)09時55分

7月5日、英与党・保守党の党首選で、候補者を絞り込むための下院議員による1回目の投票が行われ、メイ内相(写真)が最多の165票を得た。6月撮影(2016年 ロイター/DYLAN MARTINEZ)

キャメロン英首相の後継を決める英与党・保守党の党首選で、候補者を絞り込むための下院議員による1回目の投票が5日行われ、メイ内相が最多の165票を得た。

2位はレッドソム・エネルギー担当閣外相で66票を獲得し、続いてゴーブ司法相の48票が3位となった。候補者はこの3人に絞り込まれた。

メイ氏とレッドソム氏は女性で、2人が上位2位となったことから、次期首相が女性になる可能性が高まっている。

フォックス元国防相の得票は最も少ない16票で、党首選から脱落。34票を得て4位となったクラブ雇用・年金相も撤退を表明した。両氏はメイ氏の支持に回ると明らかにした。

欧州連合(EU)離脱が決まった先月の英国民投票では、メイ氏は残留を支持、レッドソム氏とゴーブ氏は離脱を支持していた。

保守党の党首選では、最終候補者を2人に絞った後、全国約15万人の党員投票によって新党首を選出する。



[ロンドン 5日 ロイター]


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