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サッカー欧州選手権で攻撃計画、仏国籍の男拘束=ウクライナ当局

2016年6月7日(火)11時06分

6月6日、ウクライナの治安当局は、サッカー欧州選手権(ユーロ2016)の開催に合わせてフランスで複数の攻撃を計画していたとして、フランス国籍の男を5月下旬にポーランドとの国境で拘束したことを明らかにした。写真はウクライナ当局が公開した、容疑者の男を拘束した際の様子。撮影日不明(2016年 ロイター)

 ウクライナの治安当局は6日、サッカー欧州選手権(ユーロ2016)の開催に合わせてフランスで複数の攻撃を計画していたとして、フランス国籍の男を5月下旬にポーランドとの国境で拘束したことを明らかにした。

 ウクライナの国境警備隊は4日、ロケット砲やカラシニコフ銃など武器、爆発物所持で25歳の男(本名不詳)を拘束したと公表している。

 ウクライナ保安庁のフリツァク長官は、男が武器などの調達目的でウクライナの武装組織と接触していたと指摘。ユダヤ教やイスラム教の礼拝施設および欧州選手権の関連施設を攻撃の対象にしていたと明らかにした。また仏パリの警察関係者は、容疑者自宅の家宅捜索で自家製爆弾の材料が発見されたとした。

[キエフ 6日 ロイター]


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