最新記事

香港

中国ナンバー3が厳戒態勢の香港訪問、「幅広く意見聞く」姿勢示す

中国最高指導部の香港訪問は2014年の道路占拠運動以来

2016年5月18日(水)10時12分

 5月17日、中国共産党のナンバー3、張徳江・全国人民代表大会常務委員長(写真)が香港を訪問した。(2016年 ロイター/Bobby Yip)

中国の張徳江・全国人民代表大会常務委員長が17日、香港を訪問した。同氏は習近平国家主席、李克強首相に次いで、中国共産党内で序列第3位にある。

長官選挙制度の民主化を求める2014年の道路占拠運動以来、中国最高指導部の香港訪問は初めて。

主目的は経済関連の会議に出席するためだが、香港の空港に到着した同委員長は、まず最初に香港と中国との関係性に言及。中国と香港の発展に向けて、香港市民の政治的懸念に耳を傾け、幅広く提言や要求を聞くと明言した。

2014年の大規模デモ以降、香港では自治権の拡大や中国からの独立を求める動きが高まっている。

同委員長の訪問を受けて、香港市内では厳戒態勢が敷かれており、数千人の警官が動員されて警戒に当たっている。現地報道によると、以前にデモでレンガが投げつけられたりしたことなどから、レンガはすべてセメントで固められたほか、2年前に民主化を求める横断幕が掲げられた山頂には警官が常駐するなどしているという。



[香港 17日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

連合、春闘賃上げ要求は平均5.94%で高水準維持 

ワールド

マレーシア中銀、政策金利据え置き 4会合連続

ワールド

「最後までやり遂げるよう」、米国防長官がイスラエル

ワールド

ウクライナ、昨年末に米製ミサイル一時枯渇 ロ大攻勢
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 8
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 9
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 10
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 8
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中