最新記事

2016米大統領選

スーパーチューズデー、共和党トランプ、民主党クリントンが指名獲得へ快進撃

トランプ氏は「これからはヒラリー・クリントン氏ただ一人が標的になる」と勝利宣言

2016年3月2日(水)18時39分

3月1日、米大統領選の民主・共和両党の候補指名争いは1日、最大のヤマ場となる「スーパーチューズデー」を迎えた。各種メディアの報道によると、共和党のドナルド・トランプ氏(写真)が7州、民主党のクリントン前国務長官も7州でそれぞれ勝利の公算となり、指名に向け大きく前進した。ケンタッキー州で撮影(2016年 ロイター/Chris Bergin)

 米大統領選の民主・共和両党の候補指名争いは1日、最大のヤマ場となる「スーパーチューズデー」を迎えた。各種メディアの報道によると、共和党のドナルド・トランプ氏が7州、民主党のクリントン前国務長官も7州でそれぞれ勝利の公算となり、指名に向け大きく前進した。

 最新の報道によれば、トランプ氏はアラバマ、アーカンソー、ジョージア、マサチューセッツ、テネシー、バーモント、バージニアで勝利が確実。クリントン氏はアラバマ、アーカンソー、ジョージア、マサチューセッツ、テネシー、テキサス、バージニアで勝利する見通し。

 共和党アラスカ党員集会の勝敗に関する報道はまだ出ていない。

クルーズ氏が2州、ルビオ氏が1州で勝利

 また、共和党のクルーズ上院議員が地元のテキサス州と、オクラホマ州で勝利する公算になり、トランプ氏の連勝にストップを掛けた。

 スーパーチューズデーに先立つ世論調査では、トランプ氏がほぼ全ての州で支持率トップに立っていた。クルーズ上院議員は2州を制したことで、トランプ氏の有力な対抗馬としての立場を固めたことになる。

 一方、報道によると、共和党主流派の支持を集めるルビオ上院議員は、ミネソタ州で勝利する見通し。初勝利となる。

 トランプ氏は、フロリダ州パームビーチで記者団に対して、物議を醸すことの多い発言で共和党を分断させているとの批判があることについて「私は協調的な人間だ」と主張。「これ(候補者指名争い)が終わったら、ヒラリー・クリントン氏ただ一人が標的になる」と述べた。

サンダース氏は4州制す

 民主党のサンダース上院議員は、地元バーモント州とコロラド州、ミネソタ州、オクラホマ州の4州で勝利の見通しとなった。サンダース氏は、支持者に謝意を示した上で「トランプ氏に米国を分断させない」と宣言。今後も指名争いを続ける姿勢を表明した。

 クリントン氏は、マイアミで支持者に対して「今回の選挙の意味は、かつてないほど大きい」と強調。トランプ氏を名指しにはしなかったものの、「米国の分裂を図ろうとするのは間違っている。許すべきではない」と語気を強め、トランプ氏を暗に批判した。

  

[ワシントン 1日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:カジノ産業に賭けるスリランカ、統合型リゾ

ワールド

米、パレスチナ指導者アッバス議長にビザ発給せず 国

ワールド

トランプ関税の大半違法、米控訴裁が判断 「完全な災

ビジネス

アングル:中国、高齢者市場に活路 「シルバー経済」
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 3
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界がうらやむ国」ノルウェーがハマった落とし穴
  • 4
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 5
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 6
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 7
    「人類初のパンデミック」の謎がついに解明...1500年…
  • 8
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 9
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 10
    トレーニング継続率は7倍に...運動を「サボりたい」…
  • 1
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 2
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 3
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 4
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 5
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 6
    なぜ筋トレは「自重トレーニング」一択なのか?...筋…
  • 7
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 8
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 9
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 10
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中