中傷広告も役に立つ可能性がある。中傷広告にはライバル候補の立場や過去に関する情報が詰まっていると、バージニア大学のポール・フリードマン准教授は言う。「有権者は十分な情報があると感じるほど投票に行く可能性が高い」。中傷広告は有権者の怒りや不安をあおり、選挙への注目と関与を促して、結果的に投票率を上昇させる。
天気も重要だ。雨が25ミリ降るごとに投票率が1ポイント近く下がるという説もある。大雨なら民主党には大ダメージだ。民主党は11月2日が晴れることを祈るしかない。
[2010年11月 3日号掲載]