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考古学

MITの地球化学者の研究により「地球初の動物」が判明か...正体は海にいる「あの生物」

Geologists May Have Discovered Earth’s First Animals

2025年10月2日(木)18時35分
マリア・アズーラ・ヴォルペ
系統樹

今を生きる生き物の起源とは CLOUD-WALKER

<オマーンで発見された岩石を再調査した結果、地球初の生命の姿が明らかに>

地球上で最初に生息した動物は海綿だったのかもしれない。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の地球化学者らが、古代の岩石から見つかった「化学化石」を、現生の海綿動物の一種であるデモスポンジの祖先の可能性があるとの研究結果を発表した。

【動画】地球上で最初の動物かもしれない生命体の「正体」


化学化石とは、かつて生物だった有機体の分子の痕跡で、長い年月をかけて埋没、変成した後、堆積物の中に保存された化石を指す。そして、そのような生物の痕跡が、5億4100万年以上前、エディアカラ紀に形成された岩石の中から発見された。

今回発見された痕跡は、ステランと呼ばれる特殊な種類の化合物。複雑な生物の細胞膜に存在するコレステロールのようなステロール(動物界に広く存在する脂質の成分の1つ)が、地質学的に安定した化学化石に変化したものだ。

デモスポンジは、柔らかい身体を持つ濾過摂食生物(水を吸い込み、その中から栄養をこし取って食べる生き物)であり、その祖先も同様の特徴を有していたと考えられる。

「当時、それらの生物がどのような姿をしていたか、正確には分からない。しかし、確実に海に生息していた。柔らかい体を持ち、シリカの骨格は備えていなかったと推定している」と、MITの古生物学者ロジャー・サモンズは述べた。

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