次の旅行に「クルーザーの旅」はいかが?手軽に自由に、手の届くラグジュアリー体験がたくさん!

Sea Change

2025年7月9日(水)14時05分
アイリーン・ファルケンバーグハル

クルーザーの旅で人気の行き先はギリシャや地中海沿岸のリビエラ、イタリア、タイ、オーストラリア、クロアチア、スペイン、バハマ、トルコ、バージン諸島など。海に浮かぶ大小さまざまな島を訪ねながら、それぞれの土地の魅力をじっくりと味わうことができる。

自ら「船長」として操船すれば、ほかでは得られない体験の度合いはさらに高まる。ボータラウンドなどの船のレンタルサイトでは、船室が2つの小型船であれば、1週間2000ドル程度で借りることができるという。


もっと大勢が乗れるサイズの船となると、レンタル料は1日当たり2000〜3000ドルから週100万ドル程度と幅がある。船長をはじめとするクルーを雇うかどうか、船上でのサービスの範囲をどのくらいにするかといった点は打ち合わせの中で決めるが、操船はクルーに任せなければならないケースもある。

大きめの船なら、小型ヨット数隻と、ホテルのスイートルームのようなキッチンスペースが付いていることも多い。水上スポーツやシュノーケリング、パドルボードの道具やウオータースライダーが付いてくることもある。

手の届くラグジュアリー

チャーターしたクルーザーへの乗船は、個人用の格納庫からプライベートジェットに乗るのに似ている。ドックまで車で乗り付ければクルーが出迎えてくれて、荷物を船に運び込んでくれる。その間、旅行客はシャンパンのグラスを傾けながら、港を行き交う他の船の様子を見ていればいいのだ。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米GDP、第2四半期改定値3.3%増に上方修正 個

ワールド

クックFRB理事、トランプ氏を提訴 独立性と大統領

ビジネス

ECB、インフレ巡り意見分かれる 関税やユーロ高も

ビジネス

ECB、インフレ巡り意見分かれる 関税やユーロ高も
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 2
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ」とは何か? 対策のカギは「航空機のトイレ」に
  • 3
    「どんな知能してるんだ」「自分の家かよ...」屋内に侵入してきたクマが見せた「目を疑う行動」にネット戦慄
  • 4
    脳をハイジャックする「10の超加工食品」とは?...罪…
  • 5
    「ガソリンスタンドに行列」...ウクライナの反撃が「…
  • 6
    【クイズ】1位はアメリカ...稼働中の「原子力発電所…
  • 7
    「1日1万歩」より効く!? 海外SNSで話題、日本発・新…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    イタリアの「オーバーツーリズム」が止まらない...草…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 1
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 2
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 3
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 4
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 5
    なぜ筋トレは「自重トレーニング」一択なのか?...筋…
  • 6
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 7
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自…
  • 8
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 9
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 10
    脳をハイジャックする「10の超加工食品」とは?...罪…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 8
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 9
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 10
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中