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男性ホルモンにいいのはやはり脂の乗った肉?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法

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2024年12月10日(火)17時37分
ニューズウィーク日本版編集部

和田秀樹医師の回答

植物性のタンパク質と動物性のタンパク質のいちばんの違いは、コレステロールの含有量です。

タンパク質は筋肉や肌、そして血管の材料ですから人間の身体に必要なものなのはみんなご存じでしょう。タンパク質が十分でなかった頃の日本人は、血管の材料不足のために脳卒中がやたらに多かったのです。今は血圧が200を超えても、まず血管は破れません。


また、タンパク質はセロトニンという神経伝達物質の材料になるので、鬱病などの予防のために欠かせないものです。

そういう点では、動物性でも魚のものでも、植物性でもタンパク質なら問題はないのですが、大豆などの植物性タンパク質はコレステロールがあまり入っていません。コレステロールは免疫細胞の材料でもあり、さらに男性にとって大切なことに男性ホルモンの材料になります。

肉食の人にバイタリティーがあるのはそのためだと考えられます。男性ホルモンは不足すると、同じだけタンパク質を取って、運動しても筋肉がつきにくくなります。また意欲も低下するので、その後の老化につながります。

そうでなくても日本人は、年を取るほど脂っこいものを受け付けなくなりますから、食べられる限り、脂の乗った肉を食べてほしいと思います。

──和田秀樹(精神科医)


newsweekjp20241129015922-250e3beabab143f97a240915fb32226748069f2e.jpg和田秀樹
HIDEKI WADA
1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部・東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)非常勤講師、立命館大学生命科学部特任教授。主な著書に『80歳の壁』『「70歳の壁」を乗り越える老けない食べ方』などがある。

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