「お世話になっております」...毎度使っていませんか? センスがいい人の心の距離を縮める言葉の極意
【大ピンチの時に心を落ち着かせる方法】
ピンチのときに人は劇的に成長し、感覚が研ぎ澄まされる......。そう痛感します。
週刊誌のライターをしていたとき、「数日かかって書いたパソコンのデータがぜんぶ消失。締め切りが数時間後に迫っている」という大ピンチが起こりました。
一瞬、「終わった......」と天を仰いだものの、嘆いている暇はなく、ものすごい集中力で書き直し、ギリギリセーフ。ほかにも講演のときに、話すことを書いたメモを忘れてきたピンチもありました。
そんなピンチとの向き合い方は、「深刻にならないこと」に尽きます。「もう最悪!」「嫌になってきた」「どうしよう〜」などと言っていると、焦りが増してきます。極端な話、「あー、命まで取られなくてよかった」などと"もっと最悪の事態"を考えると、心は落ち着いてくるはずです。
【「なるほど、そうきましたか」と面白がる】
まず大きく深呼吸。そして、「はいはい、なるほどねぇ。そうきましたか」と努めて他人事のように飄々とつぶやきます。すると、自分でもびっくりするような神通力が降りてきて、目の前のことに集中できます。ここまでくると、まるでコメディ映画のように面白おかしく感じられて、笑いがこみあげてくることもあります。
じつは「面白い」という言葉、天照大神が弟の悪業に怒って、天岩戸に隠れた神話が起源とか。太陽神が隠れて、国中は真っ暗になり世が乱れてしまいました。残された神様たちは思案した結果、岩戸の前で笑いながら舞いを踊ります。
そのあまりにも楽しそうな姿に、天照大神が岩戸の扉を開けて外に出てきたとき、世界は再び明るさを取り戻し、神々の顔(面)が白く照らされたことを意味しているのです。
ピンチで光が見えないとき、どうすれば光を取り戻すことができるか、1300年以上前の神話が教えてくれています。そう、ピンチのときは笑い、踊りましょう。
困難を楽しみ、面白がったときに、最大の結果がもたらされるのです。
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