最新記事
健康

「1日1個のアボカド」の健康効果が新たに判明する...心血管と睡眠を改善する「スーパーフード」の栄養素とは?【最新研究】

New Way Avocados Could Be Impacting Your Health Discovered

2025年6月17日(火)08時20分
メリッサ・フルール・アフシャー
アボカド

GerDukes-pixabay

<アメリカで実施された大規模臨床試験により、アボカドが健康的なライフスタイルの一助となることが科学的に裏付けられた>

ミレニアル世代の多くがアボカドをトーストにのせたくなる理由が、また1つ加わった。1日1個のアボカドが睡眠の質を改善し、心臓の健康にも貢献する研究結果が発表された。

これまでで最大規模となるアボカドの摂取に関するランダム化比較試験(RCT)の解析により、毎日アボカドを食べることと、睡眠時間とのあいだに関連がある研究が「アメリカ心臓協会(Journal of the American Heart Association)」に掲載された。アボカドの摂取と睡眠改善との関連が確認されたのは今回が初めてだ。


 

本論文の筆者でペンシルベニア州立大学の栄養科学研究室のクリスティーナ・ピーターセン(Kristina Petersen)教授は次のように語る。

「睡眠は、心臓の健康にとって重要な生活要因です。本研究は、アボカドのような食品と栄養がどのように、その改善に寄与するのかを考えるきっかけとなります。心血管の健康は多くの要因によって左右されるため、1つの食品が特効薬になるわけではありませんが、アボカドのように多面的に心臓をサポートする栄養素を含む食品もあります」

心臓にも睡眠にも効果的な「スーパーフード」

管理栄養士で「ニューヨーク・ニュートリション・グループ」のリサ・モスコビッツCEOも本誌の取材に対して次のように述べ、アボカドの効果に太鼓判を押す。

「アボカドはスーパーフードで、心臓の健康をサポートする多くの栄養素を含んでいます。コレステロールを下げる一価不飽和脂肪酸や食物繊維、血圧を調整するカリウムやマグネシウムなど、多くの栄養が、この小さな果実に凝縮されています。私はいつも、健康的でバランスのとれた地中海式の食事の一部として、アボカドを勧めています」

事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

世界秩序は変化「断絶ではない」、ECB総裁が加首相

ビジネス

シティ、3月も人員削減へ 1月の1000人削減後=

ビジネス

ユーロ圏総合PMI、1月速報値51.5で横ばい 価

ビジネス

グリーン英中銀委員、インフレ圧力や賃金上昇指標を依
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 2
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 3
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレアアース規制で資金が流れ込む3社とは?
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 7
    老化の9割は自分で防げる...糖質と結び付く老化物質…
  • 8
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    コンビニで働く外国人は「超優秀」...他国と比べて優…
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 6
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 10
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中