日本でも公開中、映画『メラニア』は良作?駄作? 監督は公開前から「予防線」を張っていて...

‘Melania’ Reviews Are In—Here’s What the Critics Are Saying

2026年2月4日(水)18時53分
メリッサ・フルール・アフシャー

公開に先立ち、トランプ夫妻はワシントンのケネディ・センターでプレミア上映を開催。閣僚や連邦議会議員が出席した。

上映時間1時間44分の本作は、スタジオ側が「前例のない密着取材」と表現する形で、就任式の準備、ホワイトハウスへの政権移行に伴う会合、家族が再びワシントンへ戻る過程など、メラニアが2度目のファーストレディとなる姿を描いている。

全編を通じて、メラニア自身がナレーションを務め、デザインに関する判断やスケジュール調整、さらには自身が取り組む、若者の福祉とサイバー犯罪についての「Be Best」キャンペーンの活動について語っている。

劇場公開に先立ち、ラトナーは本作の興行的な可能性について慎重な姿勢を示していた。ケネディ・センターで行われたプレミア上映の場では、「ドキュメンタリー映画が劇場でヒットすることを期待すべきではない」と観客に語っている。

レビュー集約サイトのロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)では、『メラニア』の観客スコアが99%と異例の高水準に達した。これについては、大統領支持層からの後押しを反映したものではないかとの見方も出ている。一方、批評家による評価を示すトマトメーターは10%にとどまっている。

「露骨すぎる『ご機嫌取り映画』」

米ハリウッド・リポーター誌は、本作を「露骨なまでのご機嫌取り、きらびやかな壁越しの密着型賛美映画」と評し、好意的な描写の域を超え、「批判性を欠いた称賛」に近い内容だと指摘した。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中ロ首脳会談、緊密な関係称賛 プーチン氏に訪中招請

ビジネス

米TI、半導体設計会社シリコン・ラボラトリーズ買収

ワールド

ガザで子ども含む21人死亡、イスラエル軍は銃撃受け

ビジネス

テスラの中国製EV販売、1月は前年比+9.3% 3
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 3
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 4
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 5
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 6
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 7
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 8
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 9
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 10
    電気代が下がらない本当の理由――「窓と給湯器」で家…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 8
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 9
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 10
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中