日本でも公開中、映画『メラニア』は良作?駄作? 監督は公開前から「予防線」を張っていて...
‘Melania’ Reviews Are In—Here’s What the Critics Are Saying
同レビューによれば、映画は聖人伝を思わせる構成で、場面の多くが周到に演出されているように映るという。さらに、戦争、虚偽の告発、セックス、権力と結びつく楽曲が使われるなど、「奇妙な選曲」に満ちたサウンドトラックも特徴として挙げている。
また同誌は、2017年にキャリアが停滞して以降、ラトナーが映画製作に復帰した点にも触れ、この作品が物議を醸した人物たちがドナルドの周辺で再び活躍の機会を得るという構図を映し出していると論じている。
批評家は、メラニアが衣装を選び、装飾を取り仕切る場面が長々と続く点を挙げ、ナレーションは終始冗長で、自己啓発書の言い回しを思わせると評している。
また、光沢感の強い映像、演出されたやり取り、そして彼女の実績を列挙するエンディングのグラフィックについても、「政治広告のように感じられる作品」の例だと指摘した。
「この高額なプロパガンダ・ドキュメンタリーは、艶やかに撮影され、音楽も豊かに使われている。ただ、なぜかラトナーは、スーパー8フィルムで撮影されたように見える映像を差し込んでくる。トランプ一家に、ケネディ時代のオーラを重ねようとしているかのようだ」と、フランク・シェックは書いている。
「どれほど金をかけても、優れたプロパガンダにはならない」
米ヴァニティ・フェア誌は、「一見すると真面目な作品を装っているが、実際にはモキュメンタリーのように見える映画だ」と評している。





