「感動した」「好きになった...」ジャスティン・ビーバー、困り果てた一般男性への「イケメン行為」映像が話題に

ジャスティン・ビーバー（2021年2月、ロサンゼルス）　Babak Rachpoot-Shutterstock

＜思いがけず撮影された動画がTikTokで大バズりしている＞

パパラッチとの小競り合いなど奇行や薬物使用疑惑、妻でモデルのヘイリー・ビーバーとの不仲説などネガティブなニュースが度々メディアを賑わせてきたカナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバーが、困っている見ず知らずの男性を助けて「さすがジャスティン」「感動した」と喝采を浴びている。

【動画】「優しい人」「好きになった」とネット称賛...車が故障して困っていた見ず知らずの男性を励ますジャスティン

Buku（@bukumusic）というアカウント名の男性が先月、TikTokに車が故障して道路脇で立ち往生する自分の前を通過していく車を眺めながら「人生一生懸命頑張ってきたのに」と愚痴る動画を公開。そこに颯爽と現れたのが、ジャスティンだったことが話題を呼んでいる。

多くの高級車が目の前を過ぎ去っていくなか、様子を確認するために停車した1台の車から降りてきた人物に「ジャスティン・ビーバーなの？」と驚き、笑顔でハグをするやり取りが記録されている。

ジャスティンの姿は一瞬しか映っていないものの、動画は瞬く間に拡散されて大バズり。「ジャスティンのファンではなかったけど、好きになった」「ジャスティン・ビーバーは本当に多くのことを経験してきた優しい人だと思う」「これこそジャスティンにふさわしい好意的な報道だ。メディアが彼を悪者扱いするのは本当に嫌」などと称賛の声が多く寄せられている。

ちなみにジャスティンが困っている人を助けたのはこれが初めてではなく、過去にも車で移動中に自転車が当て逃げされて転倒した年配の女性を助けたことがある。その時も運転手に車を停止させて女性の元に駆け寄り、歩道に移動するのを手伝っていた。

見ず知らず人に救いの手を差し伸べて「良い人すぎる」と反響を呼んだジャスティンだが、その数日後には米カリフォルニア州パームスプリングスのゴルフ場でプレー中にラフで立ち小便する姿がパパラッチされ、再びファンを心配させている。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』（学研新書）。