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浅草で「伝統的酒造り」の魅力再発見――ユネスコ登録から1年、12月に記念イベント開催

2025年11月21日(金)11時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
日本酒や焼酎など、伝統的な酒造りのイメージ写真

「伝統酒造り」とは、杜氏・蔵人等がこうじ菌を用い、長年の経験に基づき築き上げてきた酒造り技術のことで、500年以上前に原型が確立したといわれている

<日本各地の気候風土に応じて発展した「伝統的酒造り」の魅力を、浅草で知る>

国内外の観光客でにぎわう浅草。雷門や仲見世通り、スカイツリーの眺望──そんな「おなじみの浅草」で、この冬、日本の「伝統的酒造り」にじっくり触れられるイベントが開催される。

国税庁は、「『伝統的酒造り』ユネスコ無形文化遺産登録1周年記念イベント」を、2025年12月6日(土)に浅草文化観光センター(東京都台東区)で開催する。

近年は海外でも日本酒や焼酎などへの関心が高まり、「SAKE」が日本発の飲み物として広く知られるようになってきた。2023年には米ニューヨーク・タイムズで「Sake Is Booming in America(SAKEがアメリカでブーム)」という特集も組まれた。

こうした関心の高まりの中、インバウンド客にも人気の浅草で開かれる今回のイベントは、国内外の観光客が「伝統的酒造り」に触れるきっかけにもなりそうだ。

会場となる浅草文化観光センターは、雷門の向かいにある観光拠点。今回はここで、シンポジウム、パネル展示、ワークショップ、試飲体験を通じて「伝統的酒造り」の魅力や奥深さを伝える。

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会場となるのは、浅草雷門前に位置する観光案内施設「浅草文化観光センター」

シンポジウム内のトークセッションでは、杜氏をはじめとする酒造りの専門家や文化人、著名人などが登壇し、多角的な視点から「伝統的酒造り」の魅力を語る予定だ。

キャッチコピーは「古から、未来へ、この技を、つないでいく」。浅草の中心で、技と文化の継承をテーマにした一日となる。

この時期に浅草を訪れる予定があるなら、雷門の写真を撮るだけで通り過ぎてしまうのは少しもったいない。日本の「伝統的酒造り」の世界に触れ、そのわざと物語に思いを巡らせてみてほしい。


■開催概要
イベント名:『伝統的酒造り』ユネスコ無形文化遺産登録1周年記念イベント
開催日時:2025年12月6日(土) 12:00~16:00
     ※パネル展示は12月4日(木)~12月10日(水) 9:00~20:00
      (12月4日は13:00から、12月10日は18:00までを予定)
会場:浅草文化観光センター(東京都台東区雷門2-18-9)
   シンポジウム(6階)/パネル展示、ワークショップ(7階)/試飲体験(8階)
参加費:無料

■参考(関連サイト)
「伝統的酒造り」に関するイベント等の情報はこちら|国税庁
「伝統的酒造り」特集ページはこちら|国税庁

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