救いがたいほど「時代錯誤」なロマンス映画...フローレンス・ピュー主演の新作は「あまりにも保守的」
Death by Heterosexuality

癌と診断されたアルムート(左)は子宮の全摘手術を拒否し、トビアス(右)との間に子供をもうけるが ©2024 STUDIOCANAL SAS – CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
<現代的なのはうわべだけ。根底にある価値観は古くさく、『We Live in Time この時を生きて』はお涙頂戴ものとしても中途半端──(ネタバレあり・あらすじ・レビュー)>
主演のフローレンス・ピュー(Florence Pugh)によれば、映画『We Live in Time この時を生きて』の主題は「最高にシンプルなこと」だ。「私たちがこの世に存在する唯一の理由、つまり愛し愛されることについて描いた」と言う。
だが筆者に言わせれば、これは最高にシンプルな恋愛映画というより、末期的に時代錯誤な異性愛映画だ。
ざっとストーリーを紹介しよう(ネタバレ注意)。
ジョン・クローリー(John Crowley)監督のラブロマンスは、イギリスを舞台に1組のカップル、アルムート(ピュー)とトビアス(アンドリュー・ガーフィールド、Andrew Garfield)の出会いから悲しい別れまでを追う。
時系列を分解し、2人の関係のさまざまな瞬間をシャッフルして見せるために複雑な印象を与えるが、実際にはそう複雑な話ではない。
アルムートの視点を中心に、『この時を生きて』は映画をヒットさせるのに必要な現代の感覚と、「多くの人に長く愛される」とピューが表現する作品になるのに役立ちそうな伝統主義の間で揺れ動く。
アルムートは寝室の引き出しにコンドームを常備する今どきの30代女性。イギリスとドイツのフュージョン料理が専門のシェフであり、仕事に情熱を傾けている。
出会って間もなくアルムートは子供は要らないと告げるのだが、トビアスは子供が欲しい。数週間後に子供の話を蒸し返した上で、愛を告白する。「かなりの確率で君と恋に落ちそうなんだ」
-
東京都港区/外資系企業での一般事務・庶務業務
日本アスペクトコア株式会社
- 東京都
- 月給22万700円~
- 正社員
-
「外資系グローバル企業」 受付秘書 - 新卒・第二新卒・未経験可
サーブコープ ジャパン株式会社
- 東京都
- 年収350万円~400万円
- 正社員
-
「外資系企業での施工管理職」コツコツ作業が得意な方大歓迎/月給30万円も可能/土日祝休み/キャリアアップ支援充実
JHRconsulting株式会社
- 東京都
- 月給26万5,000円~30万円
- 正社員
-
「岩本町駅/フォワーダー」国際貨物輸出入実務経験者/シンガポールに拠点を置く、外資系国際物流企業/日常から英語を使用
Silk Express Freight Japan株式会社
- 東京都
- 年収400万円~500万円
- 正社員