英国流ユーモアと優しさはそのままに...映画『パディントン』最新作は、意外にも「移民の話」?
A Warmhearted Delight

でも、パディントンのファンは安心してほしい。温かみがあり、軽い皮肉の効いたユーモア精神は本作でも健在だ。
冒頭ではパディントンの生い立ちが語られる。南米ぺルーの子グマだったパディントンは、おいしそうなオレンジを取ろうと木に登り、川に流されてしまう。危ないところを賢いクマのルーシーおばさん(声/イメルダ・スタウントン、Imelda Staunton)に助けられ、実の子供のように育てられる。
いまパディントンがロンドンでブラウン一家と暮らす場面に進むと、年老いたクマが住むペルーの「老グマホーム」にいるルーシーおばさんがパディントンに会いたがっていることが明らかになる。
幼い子の親なら知っている「この目にノーと言える?」というパディントンのまなざしを見て、ブラウン一家は南米へ旅立つことを決める。
ペルー旅行がパディントンにとっての里帰りなら、ブラウン一家にとっては必要だった大冒険の始まりだ。保険会社でリスク管理を担当しているヘンリー(ヒュー・ボネビル、Hugh Bonneville)は、無鉄砲な上司にもう少しリスクを取るべきだと言われている。
妻のメアリー(サリー・ホーキンスからエミリー・モーティマーに交代)は、前作から一回り成長した10代の子供たちが巣立ちの準備をするなか、家族をまとめようと悪戦苦闘している。
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