最新記事
英王室

メーガン妃が、スタッフの手を払いのけた? 「いじめ疑惑」燻るなかで再注目された動画

Meghan Markle's Interaction With Wedding Aide Sparks TikTok Debate

2023年3月4日(土)19時36分
ジェームズ・クロフォード=スミス
ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式

ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式(2018年5月) Chris Jackson/Pool via REUTERS

<ヘンリー王子との結婚式当日に撮影された動画の内容が、メーガン妃による「いじめ」の一部ではないかと注目を集めている>

英王室への「攻撃」を続けるヘンリー王子とメーガン妃だが、そんな彼らに対して批判の声があがる問題の1つが、メーガン妃による王室職員への「いじめ」疑惑だ。この問題が今もくすぶる中、2018年の2人の結婚式当日に、メーガン妃と王室職員の間で行われたやり取りの様子を捉えた動画が話題になっている。

■【動画】差し伸べられた手を払いのけている? メーガン妃と職員のやり取りの様子

動画はウィンザー城内にあるセントジョージ礼拝堂で行われた結婚式当日のものだ。礼拝堂の外で車から降りる際、メーガンがベールとドレスの裾をさばくのに苦戦している様子だったため、車の外にいた英王室のスタッフが手伝おうと手を差し出すところが映っている。

動画は解像度が低く、メーガンが全身白いドレスに包まれていることもあって動きがはっきり見えない。だが、動画を見た一部のソーシャルメディアユーザーは、メーガンが側近の手を「払いのけている」と解釈したようだ。

TikTokユーザーのgb.royal.editsは、自身のアカウントにこの動画をアップして、次のような説明を添えた。「手伝おうとした側近の手を、メーガンが明らかに払いのけている」

だが、この主張に異論を唱える人も少なくない。2人のやり取りはよく見えないし、メーガンが単に、扱いにくいジバンシーのウェディングドレスの裾を上手くさばくことに気を取られているだけのように見える、といったものだ。あるユーザーは「人は色々と想像するものだ。私にはまったく払いのけているようには見えない」と書き込んだ。

王室スタッフに対するいじめ疑惑が浮上

メーガンと英王室スタッフとの関係については、2021年3月にメーガンによる「いじめ」を告発するメールの内容が報道されて以降、大きな注目を集めてきた。

告発メールを書いたのは、当時ヘンリーとメーガンの報道官を務めていたジェイソン・クナウフだ。彼はウィリアム王子の個人秘書に宛てたメールの中で、「公爵夫人のいじめが原因で、この1年で2人のスタッフが退職に追い込まれたことを大いに懸念している」と述べ、さらにこう続けていた。「X(スタッフの名前)に対する彼女の態度は、まったく受け入れられないものだ」

クナウフはさらに、こう続けた。「公爵夫人は常に誰かを攻撃していなければ気が済まないようだ。Y(スタッフの名前)をいじめて、彼女に自信を失わせようとしている。公爵夫人によるYへの受け入れ難い言動を見たという報告が次々と上がってくる」

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ガザの水道システム崩壊、ユニセフが危機感 銃撃や空

ビジネス

中国歳入、1─5月は前年比0.3%減 税収・土地売

ビジネス

英小売売上高、5月は23年以来の大幅減 好調だった

ワールド

イスラエルが軍事施設数十カ所を攻撃、イランからもミ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:コメ高騰の真犯人
特集:コメ高騰の真犯人
2025年6月24日号(6/17発売)

なぜ米価は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 2
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 3
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「過剰な20万トン」でコメの値段はこう変わる
  • 4
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 5
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 6
    全ての生物は「光」を放っていることが判明...死ねば…
  • 7
    マスクが「時代遅れ」と呼んだ有人戦闘機F-35は、イ…
  • 8
    下品すぎる...法廷に現れた「胸元に視線集中」の過激…
  • 9
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火.…
  • 10
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 1
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロットが指摘する、墜落したインド航空機の問題点
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越しに見た「守り神」の正体
  • 4
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 5
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 6
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 7
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 8
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?.…
  • 9
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火.…
  • 10
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 4
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 5
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 6
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 7
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 8
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 9
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中