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TWICEリーダー、ジヒョの発言で炎上した「웅앵웅」とは? 韓国に広がる男女間ヘイトの炎

2020年1月20日(月)18時50分
ウォリックあずみ(映画配給コーディネーター)

韓国男子にはびこる「男だけ徴兵されるのは不公平」

日本では、男女差別と聞くと、会社でのセクハラや給与格差、出産・子育てにまつわる問題がイメージしやすい。女性よりも男性の方が得をし、女性は人生において我慢や妥協をしなくてはいけない、という構造だ。

もちろん、儒教思想が根付いている韓国でもこのような問題は論議されるが、さらに韓国には徴兵制という問題がある。これは韓国男子にとっては生まれたときからつきまとう人生でのメインイベントとなっている。現在は昔に比べ短縮され18か月間となってはいるが、それでも人生で一番輝いている時期の1年半を強制的に国に奉仕しなければならない。

このため、男性からすると「女の方が得をしている」という意識が、特に若い男性には強いところがあり、それが日本とはまた違った女性嫌悪やアンチフェミニズムに繋がっているようにも見える。

よく、言葉は生き物だと表現される。新しい単語が生まれまた消えていくことを繰り返しながら、言葉は進化していく。昨今のパソコンやスマートフォンの普及により、その進化のスピードは速まっている。

今回の「웅앵웅(ウンエンウン)」のように、元々はそのような意味で生まれたわけではなかったが、使われ方によって全く意図していなかった差別用語へ変化していくこともある。また、元々の意味を知らずに使ってしまったばっかりに、そのひと言で多くの人を傷つけてしまうことになるかもしれない。

影響力のある芸能人は流行語などを使うことも多いが、だからと言って過敏になりすぎるのもまた逆差別を生むきっかけになりかねない。言葉のもともとの意味とネットなどで今どのように使われているのかを踏まえたうえで、発言するのが、時代をリードする者に課せられた義務なのかもしれない。

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