最新記事

スター・ウォーズ完結編『スカイウォーカーの夜明け』への道のり

カイロ・レンは嘘をついていた?『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』新キャラと予想

The Rise of Skywalker

2019年12月13日(金)21時50分
ニューズウィーク日本版編集部

mookSW191213skywalker-4.jpg

(左から)C-3PO、フィン、ポー・ダメロン。予告編には赤い目をしたC-3POが映り、ダークサイドに落ちたのかと心配するファンの声が ©2019 ILM AND LUCASFILM LTD. ALL RIGHTS RESERVED/IMAGE.NET

死者の声

邪悪な「暗黒卿」であるパルパティーン皇帝は、1983年の『エピソード6/ジェダイの帰還』でライトサイドに戻ったダース・ベイダーによって倒されたはず。ところが『スカイウォーカーの夜明け』予告編ではパルパティーンの高らかな笑い声が響き、彼を演じたイアン・マクダーミッドの名前が出演者リストにある。死してなおも、パルパティーンの悪の力は銀河から消え去っていないのだろうか?

mookSW191213skywalker-5.jpg

『スター・ウォーズ』全作品の音楽を手掛けてきたジョン・ウィリアムズは、今回を最後にシリーズを離れると語っている ©2019 ILM AND LUCASFILM LTD. ALL RIGHTS RESERVED/IMAGE.NET

カイロはレイに嘘を?

カイロ・レンは『最後のジェダイ』でレイをダークサイドに引き込もうとし、「おまえは廃品拾いの両親に売り飛ばされたのだ」と語った。これは真実なのか、それとも嘘なのか。ファンとしては『フォースの覚醒』で始まった続3部作の主人公レイが、旧3部作と無関係な人物であるのは受け入れ難いし、無関係とはとても思えない。スター・ウォーズの世界ではこれまで、細部にわたって新旧の存在が関連付けられているのだから。

mookSW191213skywalker-6.jpg

前2作と同じく『スカイウォーカーの夜明け』はデジタルではなく、フィルムで撮影された ©2019 ILM AND LUCASFILM LTD. ALL RIGHTS RESERVED/IMAGE.NET

レン騎士団とは?

カイロ・レンはならず者集団「レン騎士団」を率いて、悪の限りを尽くしてきた。ただしダークサイドのフォースを信奉する彼らについて、これまで詳しく語られたことはない。カイロをダークサイドに引き込んだのはファースト・オーダーの最高指導者スノーク。レン騎士団もスノークの用心棒だったのかもしれない。

<SPECIAL EDITION「STAR WARS スター・ウォーズ完結編『スカイウォーカーの夜明け』への道のり」より>

2019SWmook_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

SPECIAL EDITION「STAR WARS スター・ウォーズ完結編『スカイウォーカーの夜明け』への道のり」が好評発売中。登場人物に焦点を当て、シリーズの物語をたどり、ファンの視点で数々の場面を振り返る。表紙は公認アーティストのTSUNEO SANDA氏が描き下ろし。


【限定非売品の表紙ポスタープレゼント実施中】
ルーカスフィルム公認アーティストのTSUNEO SANDA氏が本誌のために描き下ろした表紙を、そのままB3変型判のポスターにした限定非売品を100名様にプレゼントします。応募方法はツイートするだけ。
詳しくはこちら

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

リーブス英財務相、改めて職務遂行の決意 前日に「落

ワールド

トランプ氏、4日にも関税率示す書簡送付開始へ

ワールド

EUと貿易協議継続、日本は参院選控え制約多い=米財

ビジネス

米国株式市場=S&P・ナスダック過去最高値、エヌビ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 2
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 3
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 4
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 5
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 6
    ワニに襲われた直後の「現場映像」に緊張走る...捜索…
  • 7
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 8
    吉野家がぶちあげた「ラーメンで世界一」は茨の道だ…
  • 9
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた…
  • 10
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 1
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 2
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 3
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 4
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 5
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 6
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 7
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 8
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギ…
  • 9
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 10
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 7
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 8
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 9
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 10
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中