2026年もAI関連が市場主導へ...ブラックロックCIOが語る「成長期待と急落リスク」
ブラックロック本社前で撮影されたロゴ。2021年5月25日、米ニューヨークで撮影。REUTERS/Carlo Allegri/File Photo
資産運用大手ブラックロックのヘレン・ジュエルEMEA(欧州、中東、アフリカ)ファンダメンタル株式部門最高投資責任者(CIO)は4日、ロイターに対し、2026年も人工知能(AI)関連が引き続き市場をけん引するとの見通しを明らかにした。投機的な取引などで急落するリスクもあり、市場は変動が大きくなる波乱含みだとの見方も示した。
ジュエル氏はロンドンで開かれた会合の場でロイターに、AI関連の成長リターンが上昇傾向になるかどうかの問いに関して「膨大な資金力を持つ企業による驚異的な資本支出」を挙げて、肯定的な見方を示した。その一方で、今後の株価などの動向は、過熱感やレバレッジ(借り入れによる取引)が変動要因になると指摘した。
AI関連企業がデータセンター建設に過剰投資しているのではないかとの懸念が高まり、米株市場は11月に大幅に下落した。ヘッジファンドは過去最高水準のレバレッジで取引しており、資産価格が下落して資金の引き揚げの必要性に迫られた場合、急激に売り込まれるリスクが高まっている。
ジュエル氏は、AIブームとデータセンター建設ラッシュに伴い、タービンや送電網技術、クリーンエネルギーの需要が押し上げられていることから、欧州のエネルギーや電力インフラ企業のポジションを増やしていると述べた。防衛関連への投資については、引き続き前向きなものの、年初ほどの状態ではないとも説明した。
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