金価格の上昇はひと段落? 8週連続の上昇も、横ばい傾向へ...それでも「下落は限定的」の理由
10月10日 10日の金相場は1オンス=4000ドルを下回る水準で横ばい。写真は8日、ニューヨーク市で撮影(2025年 ロイター/Shannon Stapleton)
10日の金相場は1オンス=4000ドルを下回る水準で横ばい。週間ベースで8週連続の上昇となる見込みだ。地政学や経済を巡る緊張に加え、米国の追加利下げ観測が高まっていることが背景。
金現物は0514GMT(日本時間午後2時14分)現在、0.1%安の3971.43ドル。週間では2.2%上昇。
米国の金先物12月限は0.3%高の3985.8ドル。
銀は0.9%高の49.55ドル。9日に付けた過去最高値の51.22ドルからは値を下げた。
シティ・インデックスのシニアアナリスト、マット・シンプソン氏は「オプション市場では、今回の金上昇局面の最終段階でボラティリティーが上昇し、価格下落に対するヘッジが増加しており、金強気派が利益確定に動くには良い時期に見える。ただ、相場の下落は限定的になる可能性がある」と指摘。
ANZのアナリストは、景気減速、インフレ進行、地政学的な状況の変化、米国の資産やドルからの分散投資を背景に、金への投資需要と中央銀行による購入が続くと予想。追加利下げも金相場を支援するとみている。
金現物は8日に初めて4000ドルを突破し、一時4059.05ドルの過去最高値を記録した。
プラチナは1.0%安の1602.25ドル、パラジウムは2.2%安の1381.29ドル。
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