年1万冊刊行されるビジネス書、本当に学びになる「名著」とは...人間関係から成長促進までシーン別に解説

2024年12月6日(金)18時09分
flier編集部

あくまでフライヤーの一提案として、「ビジネス書の名著」の特徴について、3つの観点からお話しします。

1つめの特徴は、「人間の本性や社会の普遍性に根差していること」です。たとえば、「仕事で協働する仲間とよい人間関係を築きたい」というのは、普遍的な願いといえるでしょう。「人に気持ちよく動いてもらうには?」「そもそも、よいコミュニケーションとは?」。ビジネス書の名著は、こうした本質的な問いへの解決策を提示しています。


2つめの特徴は、「既存の価値観を超えて新たな気づきを与えてくれること」です。ビジネスで価値を生み出すには、多種多様な知を掛け合わせた新たな創造が求められます。名著には、通り一遍の考え方ではなく、目を見開かされるような発想やインスピレーションが盛り込まれているものです。

そして3つめの特徴は、幅広い業種・職種・世代に読み継がれ、ビジネスリーダーたちがそのマネジメントや思考に活かしてきた本であることです。こうした本は、偉業を成し遂げてきた先人たちが、壁を乗り越えビジネスで実績を出すうえで、心の拠りどころになってきたもの。彼らが推奨するビジネス書は名著である可能性が高いといえます。

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