最新記事
ビジネス書

ビジネススキルより先に「地頭力」を鍛えよ...仕事も日常も豊かにする「知恵」がつまった16冊を紹介

2024年7月9日(火)17時34分
flier編集部
仕事に役立つ「地頭」力

maruco/Shutterstock

<新刊の中からイチオシのビジネス書をピックアップし、それぞれのおすすめポイントを「本の作り手」である出版社の担当者が紹介>

毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない......」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません......。

そこで、そんなラインナップのなかから、書店やネットなどで話題となっている本をピックアップして、「推しポイント」をまとめてみました! きっと「あなた好みの1冊」が見つかるはずです。
※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載(こちらこちらこちらから)です。


逝去から一年「世界の坂本」のすべてがわかる一冊

音楽は自由にする
 著者:坂本龍一
 出版社:新潮社

本書は、昨年3月に惜しまれながら逝去されてから、なお多くの人に語り継がれている坂本龍一さんの決定的な自伝です。

河出書房の伝説的な編集者である父上のこと、幼少期のピアノとの出会いや初めての作曲。学生運動に明け暮れた都立新宿高校での日々。伝説的バンドYMOの成功と狂騒。音楽を提供した『ラストエンペラー』での栄誉、居を定めていたニューヨークで発生した同時多発テロの衝撃──。

華やかさと裏腹の激動の半生を、自らの言葉で克明に語った貴重な一冊です。装幀は坂本さん直筆の題字とスコアをあしらったスペシャルな仕様。永久保存版です。

(新潮社 新潮文庫編集部 菊池亮)

小さく始めて大きく育てる、現場目線のDX指南書!

いちばんやさしいDXの教本
 人気講師が教えるビジネスを変革するAI時代のIT戦略

 著者:亀田重幸、進藤圭
 出版社:インプレス

本書は、2020年9月に発刊した「いちばんやさしいDXの教本」の改訂版です。初版を刊行した当時はまだまだ「DXって何?」という反応も多かったのですが、本書の核となる「小さく始める」という部分が多くの方に刺さったようで、広く受け入れられました。

あれから3年。当時は考えもしなかった変革が今まさに起こりつつあります。そう、生成AIによるパラダイムシフトです。今回の改訂版では、生成AI×DXにフォーカス。小さく始めて、加速度的にビジネスを強化するためのノウハウをたくさん盛り込みました。先進事例も多く掲載しているので、読み物としても楽しい1冊です。

(株式会社インプレス クリエイティブビジネス編集部 編集担当)

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

逮捕475人で大半が韓国籍、米で建設中の現代自工場

ワールド

FRB議長候補、ハセット・ウォーシュ・ウォーラーの

ワールド

アングル:雇用激減するメキシコ国境の町、トランプ関

ビジネス

米国株式市場=小幅安、景気先行き懸念が重し 利下げ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:豪ワーホリ残酷物語
特集:豪ワーホリ残酷物語
2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 3
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習慣とは?
  • 4
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 5
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 6
    ロシア航空戦力の脆弱性が浮き彫りに...ウクライナ軍…
  • 7
    「ディズニー映画そのまま...」まさかの動物の友情を…
  • 8
    金価格が過去最高を更新、「異例の急騰」招いた要因…
  • 9
    ハイカーグループに向かってクマ猛ダッシュ、砂塵舞…
  • 10
    今なぜ「腹斜筋」なのか?...ブルース・リーのような…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 3
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習慣とは?
  • 4
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 5
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 6
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 7
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 8
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 9
    首を制する者が、筋トレを制す...見た目もパフォーマ…
  • 10
    「見せびらかし...」ベッカム長男夫妻、家族とのヨッ…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 3
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 4
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にす…
  • 5
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 6
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 7
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 10
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中