最新記事

ビジネス

すぐに試せるから支持されている 仕事術を学ぶ「テッパン」のビジネス書3選

2022年6月17日(金)17時50分
flier編集部
ビジネス書

bee32-iStock

<あらゆるビジネスパーソンにとって学びがあり、すぐにでも真似したくなる「仕事術」の極意を教えてくれる3冊の本>

一生懸命やっているけど、仕事の成果が上がらない。同僚に比べて仕事が遅い気がする。新人時代に習った仕事の基本をアップデートできていない。

そんなあなたには、できる人の仕事術を教えてくれる「テッパン」、定番の3冊をおすすめします。気になった仕事術があれば、ぜひ取り入れてみてください。(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

意外と真似しやすいトップ社員の仕事術

220617fl_tst02.jpg

AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
 著者:越川慎司
 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
 flierで要約を読む

1冊目にご紹介するのは『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』。5%のトップ社員と95%の一般社員、合計約1万8000人の働き方をリサーチ・分析し、「5%社員」と「95%社員」の違いをまとめた一冊です。

たとえば、社内会議。「5%社員」は、「なるほど」「それいいね」「素晴らしい」といった合いの手が「95%社員」より17%も多く、「〇〇をしよう!」「〇〇をやってみよう」というレッツの言葉で会議を締めていることがわかっています。

「5%社員」の仕事術は意外とシンプルで、真似しやすいものばかり。同じシリーズの『AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣』、『AI分析でわかった トップ5%社員の時間術』もおすすめです!

新人もベテランも参考になる仕事の「教科書」

220617fl_tst03.jpg

仕事の教科書
 著者:北野唯我
 出版社:日本図書センター
 flierで要約を読む

2冊目は、『仕事の教科書』。スタートアップから外資系コンサルティングファームまで、一流企業で活躍してきた北野唯我さんが「自分が若い頃に戻れるなら、つぎはこうする」といえる仕事術をまとめた一冊です。

「教科書」という名の通り、仕事の基本が網羅的にまとめられています。新人からベテランまで、どんな人が読んでも発見があるでしょう。

仕事の極意は「時間の節約」にあり

220617fl_tst04.jpg

マッキンゼーで学んだ速い仕事術
 著者:大嶋祥誉
 出版社:学研プラス
 flierで要約を読む

最後は『マッキンゼーで学んだ速い仕事術』。マッキンゼー出身の大嶋祥誉さんが「仕事時間が減って成果が出る仕事術」を教える一冊です。

たとえば「企画書」の章では、企画書のフォーマットを用意することが勧められます。どんな企画にも対応できるフォーマットを作っておけば、説得力ある企画書が作れるし、時間も節約できるのです。

仕事環境、発想、プレゼンなど、課題ごとに「速い仕事術」を教えてくれる本書。マッキンゼー流の仕事術を使えば、もっと効率的に成果が上げられるはず。

仕事術本のテッパン3冊をご紹介しました。気になったものはありましたか? もっと楽しく、快適に働くためのヒントになれば幸いです。

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

高市自民新総裁、政策近く「期待もって受け止め」=参

ワールド

情報BOX:自民党新総裁に高市早苗氏、選挙中に掲げ

ワールド

「サナエノミクス2.0」へ、総裁選で自動車税停止を

ビジネス

自民新総裁で円安・株高の見方、「高市トレード」再始
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
特集:2025年の大谷翔平 二刀流の奇跡
2025年10月 7日号(9/30発売)

投手復帰のシーズンもプレーオフに進出。二刀流の復活劇をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 2
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 3
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、Appleはなぜ「未来の素材」の使用をやめたのか?
  • 4
    MITの地球化学者の研究により「地球初の動物」が判明…
  • 5
    謎のドローン編隊がドイツの重要施設を偵察か──NATO…
  • 6
    「吐き気がする...」ニコラス・ケイジ主演、キリスト…
  • 7
    「テレビには映らない」大谷翔平――番記者だけが知る…
  • 8
    墓場に現れる「青い火の玉」正体が遂に判明...「鬼火…
  • 9
    【クイズ】1位はアメリカ...世界で2番目に「航空機・…
  • 10
    「人類の起源」の定説が覆る大発見...100万年前の頭…
  • 1
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 2
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外な国だった!
  • 3
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 4
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 5
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び…
  • 6
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけでは…
  • 7
    こんな場面は子連れ客に気をつかうべき! 母親が「怒…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「がん」になる人の割合が高い国…
  • 9
    MITの地球化学者の研究により「地球初の動物」が判明…
  • 10
    虫刺されに見える? 足首の「謎の灰色の傷」の中から…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 9
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中