マスク氏、第3政党始動計画にブレーキ=WSJ

米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が第3政党を始動させる計画に静かにブレーキをかけており、自身の会社に集中したいので共和党の有力者と疎遠になりたくないと周囲に語っていると、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が19日に報じた。写真は5月30日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)
[19日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が第3政党を始動させる計画に静かにブレーキをかけていると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が19日に報じた。自身の会社に集中したいほか、共和党の有力者と疎遠になりたくないと周囲に語ったという。
WSJによると、マスク氏はバンス副大統領が2028年の大統領選に出馬する場合、自身の莫大な財力の一部を使って支援することも検討している。
ロイターはこの報道内容を今のところ確認できていない。テスラとホワイトハウスはロイターのコメント要請に応じていない。
マスク氏は先月、トランプ米大統領の看板政策を盛り込んだ大規模減税・歳出法が成立したことを受け、新党「アメリカ党」を立ち上げたと表明した。マスク氏は同法案に強く反対していた。