最新記事

メンタルヘルス

不安の解消には「掃除」がオススメ、ストレス管理の「テクニック」が学べる本

2022年4月7日(木)12時02分
flier編集部
掃除

PeopleImages-iStock

<『ストレスの9割はコントロールできる』『頭を「からっぽ」にするレッスン』『ハーバードの心理学講義』──この3冊で心も体も穏やかに>

どんなに楽しい仕事でも、ストレスはつきものです。特に外出自粛が続くいま、慣れない生活様式や働き方で、知らず知らずのうちに疲れてしまっている方もいるでしょう。

この記事では、心身ともに健やかに過ごすためのヒントが得られる3冊を紹介します。(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

220406fl_str02.jpg

ストレスの9割はコントロールできる
 著者:鎌田敏
 出版社:明日香出版社
 flierで要約を読む

本書では、ストレスを溜めないための考え方や行動習慣、心身を整えるコツなどが紹介されています。

一日を振り返って自分の行動を3つほめる、不安が襲ってきたときは掃除に励む、モヤモヤを紙に書き出す――。どれも気軽に試せるものなので、まずはひとつチャレンジしてみませんか。

220406fl_str03.jpg

頭を「からっぽ」にするレッスン
 著者:アンディ・プディコム
 翻訳:満園真木
 出版社:辰巳出版
 flierで要約を読む

頭の中が仕事で埋めつくされ、気の休まる瞬間がない。そんな人は、本書を参考に「10分間瞑想」を試してみてはいかがでしょうか。

著者によると、「10分間瞑想」で頭を「からっぽ」にする時間をもつことで、集中による落ち着きと、自分自身の心についての深い理解が得られるのだそう。「10分間瞑想」を習慣化するためのコツも紹介されているので、あわせてチェックしてみてください。

220406fl_str04.jpg

自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義
 著者:ブライアン・R・リトル
 翻訳:児島修
 出版社:大和書房
 flierで要約を読む

仕事をしているときの自分は本当の自分ではない、本来の性格とは違う自分を演じることにストレスを感じてしまう――。そんなあなたには、本書が参考になるでしょう。

「パーソナリティ心理学」の研究者である著者は、異なる自分を演じるストレスから逃れるために、本来の自分がありのままに過ごせる「回復のための場所」を見つけることをすすめています。ひとりで散歩をするだけでもだいじょうぶ。ひとりになれる時間を設けて、ほっと一息つきましょう。

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

石破首相「双方の利益になるよう最大限努力」、G7で

ワールド

米中貿易枠組み合意、軍事用レアアース問題が未解決=

ワールド

独仏英、イランに核開発巡る協議を提案 中東の緊張緩

ワールド

イスラエルとイランの応酬続く、トランプ氏「紛争終結
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?...「がん」「栄養」との関係性を管理栄養士が語る
  • 2
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 3
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波でパニック...中国の輸出規制が直撃する「グローバル自動車産業」
  • 4
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 5
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 6
    メーガン妃とキャサリン妃は「2人で泣き崩れていた」…
  • 7
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 8
    さらばグレタよ...ガザ支援船の活動家、ガザに辿り着…
  • 9
    4年間SNSをやめて気づいた「心を失う人」と「回復で…
  • 10
    ハルキウに「ドローン」「ミサイル」「爆弾」の一斉…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 5
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 6
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 7
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
  • 8
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 9
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 10
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中