コラム
中東徒然日記 酒井啓子
中東徒然日記 酒井啓子

クルド民族運動指導者タラバーニの死

<クルド人の民族運動を長らくひきいてきた愛国連盟のタラバーニ氏が死去した。クルドの二大政党は歴史的に、アメリカやイラク政府との駆け引きのため

2017.10.06
中東徒然日記 酒井啓子

距離が縮まるイラクとサウジアラビア

<中東ではISISの存在が次第に小さくなっているが、イラクでは対ISISでまとまっていたたがが外れて、各政党の勢力関係はますます複雑になって

2017.08.29
中東徒然日記 酒井啓子

カタール孤立化は宗派対立ではなく思想対立

<イラン対サウジの対立を「シーア派対スンニ派」の宗派対立と表現するメディアもあるが、実際の構図は「イスラム主義対保守的権威主義」の思想対立>

2017.06.23
中東徒然日記 酒井啓子

トランプの露骨なイラン包囲網に浮足立つイスラム社会

<イランとその味方のシーア派勢力を封じ込めたいサウジの思惑に乗ったトランプ。イスラム社会の宗派間、宗派内対立の火種を再燃させるおそれが> 5

2017.05.31
中東徒然日記 酒井啓子

米軍シリア空爆は、イスラム社会の反米感情を煽るだけ

<現地社会へのインパクトを無視して実施された米軍のミサイル攻撃。シリアではアサド政権の支持派、反対派の双方に軍事介入への反発を残すだけ> ト

2017.04.10
中東徒然日記 酒井啓子

トランプ政権の中東敵視政策に、日本が果たせる役割

<中東諸国を見境なく敵視するトランプ政権の中東外交に対して、日本にはかつてのようにアメリカと中東の橋渡しをする役割が求められている>(写真:

2017.01.31
中東徒然日記 酒井啓子

モースル奪回間近:緊迫化するトルコとイランの代理戦争

<イラク軍による、ISISの拠点都市モースルの奪回作戦が始まった。その一方で、シーア派民兵を支援するイランと、北部スンニ派を支援するトルコと

2016.10.17
中東徒然日記 酒井啓子

パレスチナ映画『歌声にのった少年』の監督が抱える闇

<現在公開中の映画『歌声にのった少年』はパレスチナの少年を主人公に夢と希望を描いているが、監督のハニ・アブ・アサドはイスラエル国籍のパレスチ

2016.09.23
中東徒然日記 酒井啓子

トルコ・クーデター未遂とエジプト政情不安の類似点

<今回の事件では、軍の政治介入に対する市民の忌避感が強く強調されたが、最近のエジプトやタイの政情不安の事例を考慮すると、これが市民社会の二極

2016.07.19
中東徒然日記 酒井啓子

ISISの「血塗られたラマダン」から世界は抜け出せるか

<イラクとシリアで劣勢に陥ったISISが、戦線を各国に拡大しているという見方もあるが、実際には各地の不満分子がISISの「ジハード」によって

2016.07.11
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特集:高市早苗研究
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2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

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