プレスリリース

日本の観光業界を支える和食調理師を正しく生かす 調理師専門の人材紹介会社 和食調理師向けの求人サイトをオープン

2025年07月16日(水)13時00分
福岡市中央区舞鶴で調理師専門の人材紹介会社を運営する採用商店株式会社は、日本の観光業界を支えている和食調理師に向けた求人サイト「和食調理師求人プロ」をオープンしました。

https://washoku-pro.com/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/442976/LL_img_442976_1.png
和食調理師求人プロ サイトイメージ(1)

【観光業界を支える和食調理人】
2013年ユネスコが「和食:日本人の伝統的な食文化」を無形文化遺産に登録してから、「和食」の価値はどんどん高まっています。2024年の訪日外国人旅行消費額は8兆1,395億円(前年比+53.4%、2019年比+69.1%)と過去最高を記録。
消費額のうち飲食費が21%を超えており、訪日外国人の多くが「和食」を楽しみに日本に訪れています。その観光業界を支えているのが和食調理人たちです。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/442976/LL_img_442976_3.png
和食調理人

【狭い世界での転職 ミスマッチを繰り返す事例が多数】
料理技術は高いものの、自己分析や言語化が苦手な調理師が多いのが現状。そのため実際の現場では自分に合った仕事に就けていないというミスマッチが多発しています。
以下はミスマッチの具体例です。

・高い技術を持っているのに、既製品メインの調理場で働いている
・マネジメント経験がないのに、管理職としての役割を任されている
・接客やカウンター調理が得意なのに、裏方で黙々と仕込みをしている

多くの調理師は10代後半から小さな厨房で働き始め、先輩の背中を見て仕事を覚えながら成長してきました。昔ながらの「見て覚える」「まずは黙って従う」といった文化が根強く、自分の考えを伝える場が少ないまま、経験を重ねている方が多いのが現状です。


【和食調理師の力を正しく生かすサービス】
調理師専門の人材紹介会社 採用商店は、求人サイトで「和食の調理師」と検索しても既製品を多く使う居酒屋やレストランばかりヒットして、旅館・ホテルでの本格的な和食調理師の求人が見つからない、と困っている方たちへのサービス「和食調理師求人プロ」をオープンしました。サイトオープンわずか1週間で約250の求人掲載数となりました。

サイトの特徴は、業界で唯一の【ホテルと旅館の調理師】に特化した人材紹介会社がプロデュースするサイトであるため実績が豊富であること。旅館・ホテルに限定した求人を取り扱っている他、調理師が転職の際に重要としている規模(部屋数)、調理場人数、既製品の有無、食材原価率、寮の詳細などの情報も提供していることです。

調理師は技術職ですが、早期退職理由の9割は人間関係に起因します。サービスの流れはシンプルでサイトから該当求人応募後、営業担当者とWEBや電話での面談を行います。そこで今までの経歴を定性定量化し、事前に転職希望先の情報なども細かく確認します。一般調理師は料理長との相性、料理長は経営者との相性が重要になるので、事前の面談でミスマッチを無くすような仕組みとなっています。

●代表の声
私たちは、調理師が自分に合った職場で、その力を最大限に発揮できるようにすることで、観光業界全体の労働環境や料理の品質を底上げできると考えています。
だからこそ、私たちは一人ひとりの調理師と丁寧に向き合い、

・これまでどんな仕事をしてきたのか
・マネジメント経験があるなら、具体的にどのような指導をしてきたのか
・どんな条件で、将来どう働いていきたいのか

――そうしたことをじっくりとヒアリングし、「その人自身」をしっかり理解することを大切にしています。
その分、当社のスタッフが1ヶ月に対応する調理師の人数は、人材業界でもかなり少ないと思います。ですがそれは、機械的な対応ではなく、一人ひとりに本気で向き合うためです。
調理師の力が正しく発揮される環境をつくることが、観光業をもっと魅力あるものにする。その想いをもって、私たちはこれからも挑戦を続けていきます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/442976/LL_img_442976_4.png
採用商店代表 大橋 恵(めぐむ)

【採用商店株式会社 概要】
代表取締役: 大橋 恵(おおはし めぐむ)
所在地 : 福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目1-20
事業内容 : 調理師専門の人材紹介
URL : https://saiyo-shoten.com/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

タイとカンボジアが攻撃停止で合意、トランプ氏が両国

ビジネス

FRB現行策で物価目標達成可能、労働市場が主要懸念

ワールド

トルコ大統領、プーチン氏に限定停戦案示唆 エネ施設

ワールド

EU、来年7月から少額小包に関税3ユーロ賦課 中国
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 2
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 3
    受け入れ難い和平案、迫られる軍備拡張──ウクライナの選択肢は「一つ」
  • 4
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 5
    【揺らぐ中国、攻めの高市】柯隆氏「台湾騒動は高市…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    首や手足、胴を切断...ツタンカーメンのミイラ調査開…
  • 8
    「前を閉めてくれ...」F1観戦モデルの「超密着コーデ…
  • 9
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 10
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 5
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 6
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 7
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 8
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 9
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 10
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中