プレスリリース

阪急電鉄とJR東日本は、新たな時代の鉄道事業の創造に向けて、鉄道技術分野での協力を強化します!

2024年08月05日(月)17時15分
○阪急電鉄株式会社(本社:大阪市北区、社長:嶋田 泰夫、以下「阪急電鉄」)と東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:喜勢 陽一(※1)、以下「JR東日本」)は、鉄道技術分野での協力を強化し、お互いのノウハウを共有していくことを目的として、7月26日に覚書を締結しました。
○このたびの協力の強化を通じて、少子高齢化やライフスタイルの変化など、社会環境が変わっていく中でも、安心で快適な輸送サービスをサステナブルにお客さまへ提供できるよう、新たな時代の鉄道事業の創造を目指します。

1.鉄道技術分野における協力の強化の目的
幅広い鉄道技術分野で協力し、新しい技術を導入する際の仕様共通化を目指すことで、スケールメリットを活かした開発コストの低減や設備導入のスピードアップに取り組むなど、新たな時代の鉄道事業の創造を目指します。本覚書の締結により、ワンマン運転に必要な設備や信号保安装置など両社が持つ技術・ノウハウを活用し、安心で快適な輸送サービスをサステナブルにお客さまへ提供できるよう、協力を一層強化して取り組んでまいります。

2.両社の鉄道技術分野での主な取り組みについて
阪急電鉄では、お客さまの安全を最優先に考えており、さらに安心・快適に鉄道をご利用いただけるよう、全駅へのホーム柵の設置や全車両への車内防犯カメラの設置を進めているほか、より安全性・安定性の高い信号保安装置の導入に向けた検討を行っています。さらに、少子高齢化やお客さまのご利用動向の変化が進む中でもサステナブルな鉄道サービスを実現していくため、安全性を向上させた上でワンマン運転を実施するなど、さまざまな取り組みを推し進めています。
JR東日本グループでは、安全を経営のトッププライオリティとして、お客さま視点の輸送サービスやSDGsを意識した鉄道運営、社員の働き方改革を目指し、最新技術を広く活用することで首都圏の輸送システムの変革を進めています。具体的には、ATACS(無線式列車制御システム)を導入し、ATO(自動列車運転装置)の高性能化により、輸送安定性の向上および、お客さまの需要やニーズに応じた柔軟な運行を目指しているほか、首都圏主要線区において、ワンマン運転やドライバレス運転の導入に向けた開発を進めています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/405551/img_405551_1.jpg

(※1)勢は異体字


阪急電鉄株式会社 https://www.hankyu.co.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/0c30d5a82570c73ae24f7d27dde5fdfc5e29d5c2.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ウクライナ軍撤退なければ、ドンバス地方を武力で完全

ビジネス

アングル:長期金利2.0%が視野、ターミナルレート

ワールド

中国、レアアース輸出ライセンス合理化に取り組んでい

ワールド

ADBと世銀、新協調融資モデルで太平洋諸島プロジェ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%しか生き残れなかった
  • 2
    日本酒の蔵元として初の快挙...スコッチの改革に寄与し、名誉ある「キーパー」に任命された日本人
  • 3
    【クイズ】17年連続でトップ...世界で1番「平和な国」はどこ?
  • 4
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 5
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 6
    【クイズ】日本で2番目に「ホタテの漁獲量」が多い県…
  • 7
    高市首相「台湾有事」発言の重大さを分かってほしい
  • 8
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙す…
  • 9
    台湾に最も近い在日米軍嘉手納基地で滑走路の迅速復…
  • 10
    見えないと思った? ウィリアム皇太子夫妻、「車内の…
  • 1
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 2
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体を東大教授が解明? 「人類が見るのは初めて」
  • 3
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 4
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファ…
  • 5
    128人死亡、200人以上行方不明...香港最悪の火災現場…
  • 6
    【寝耳に水】ヘンリー王子&メーガン妃が「大焦り」…
  • 7
    【クイズ】次のうち、マウスウォッシュと同じ効果の…
  • 8
    【クイズ】世界遺産が「最も多い国」はどこ?
  • 9
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 10
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 4
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 5
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 6
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 7
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中