風化させてはいけない...障害者殺傷を描く映画『月』は多くの人に観られるべき
映画はその国の世相や社会の成熟度を示す。大きな事件が起きたとき、これをフィクションとして映画にすることは、諸外国では普通の行為だ。
77人が殺害されたノルウェーの連続テロについては、7年後に2本の劇映画が公開された。ハリウッドに蔓延する性加害がテーマの『SHESAID/シー・セッド その名を暴け』も騒動時に企画は始まり、既に公開されている。でも日本では、実際の事件の映画化はハードルが高い。多くの人が事件について忘れかけないとなかなか映画が作れない。
その理由についてここに書く紙幅はないが、本作のウェブサイトで石井監督は、「撮らなければいけない映画だと覚悟を決めました。多くの人が目を背けようとする問題を扱っています」と述べている。
生きる価値がないと命を選別して殺した彼は、命は全て平等に価値があると怒る社会から、おまえは生きる価値がないと判断されて処刑される。せめてその矛盾に社会は気付くべきだ。
面会時間が過ぎて帰るとき、扉を開けながらふと振り返れば、さとくんは深々と頭を下げていた。
『月』(10月13日公開)
監督/石井裕也
出演/宮沢りえ、磯村勇斗、二階堂ふみ、オダギリジョー
<本誌2023年9月19日・26日合併号掲載>
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