米郵政公社、早ければ10月に資金枯渇も 総裁が議会に改革訴え
米郵政公社(USPS)のデビッド・スタイナー総裁は17日、下院監視委員会の小委員会に出席し、政府への支払いを継続した場合、10月か11月には資金が枯渇する可能性があると述べた。2024年12月撮影(2026年 ロイター/Benoit Tessier)
David Shepardson
[ワシントン 17日 ロイター] - 米郵政公社(USPS)のデビッド・スタイナー総裁は17日、下院監視委員会の小委員会に出席し、政府への支払いを継続した場合、10月か11月には資金が枯渇する可能性があると述べた。
USPSは切手価格の引き上げや資金調達能力の向上など議会による改革が必要だとし、「われわれは危機的状況にある」と語った。
同氏は、赤字を抱えるUSPSのコスト削減策として、週6日配達の廃止、郵便局の閉鎖、現在0.78ドルの普通郵便切手価格を1ドル以上に引き上げるといった選択肢を提示した。
配達を週5日に減らすことでUSPSは年間約30億ドルを節約でき、遠隔地の小規模郵便局を閉鎖すれば8億4000万ドルの節約になるとした上で、これらの案は「議会や国民には受け入れがたいかもしれない」と述べた。
公聴会の議長を務めた共和党のピート・セッションズ下院議員は、懸念事項に対処するためUSPSと協力する意向を示したものの、切手価格の引き上げには賛成しないとし、「われわれは厳しい決断を下さなければならない」と述べた。
小委員会の民主党トップ、クウェイシ・ムフメ下院議員は改革が必要だと指摘。「郵政公社を衰退させるわけにはいかない。(議会は)何もしないでタイタニック号が沈むのを傍観するわけにはいかない」と語った。





