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米政府、シリアに中国通信技術への依存中止求める=関係筋

2026年02月27日(金)09時02分

写真はシャラア大統領。2月16日、ダマスカスで撮影。REUTERS/Khalil Ashawi

Feras Dalatey

[ダ‌マスカス 26日 ロイター] - 米政府‌がシリアに対して、通信分野で中国​の技術に依存しないよう警告し、中国の技術への依存は米⁠国の利益に反し、米国​の国家安全保障を脅かすと指摘していたことが分かった。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。

米国側の懸念は、米サンフランシスコで24日に開かれた米国務省チームとシ⁠リアのハイカル情報相との非公開の会合で伝えられた。

米国は2024年のアサド独裁体制崩壊後、シ⁠リア​と密接なつながりを持ってきた。ただ、アサド氏が中国と戦略的な提携関係を築いていたことから、シリアは通信塔やインターネット・サービス・プロバイダーのインフラ支援に中国製技術の導入を検討しているとされる。

米国との協議⁠内容について説明を受けた関係者に‌よると、米国側は中国製通信機器に関するシリア情報⁠省の⁠計画について明確な説明を求めた。これに対してシリア当局者は、インフラ開発プロジェクトは時間的に差し迫っており、同国政府はベンダーの多様化を模索していると答え‌たという。

この関係者によると、シリアは米企業​との提携‌に前向きだが、ス⁠ケジュールが厳し​い上に、米国の輸出規制や「過度なコンプライアンス」が依然として障害となっている。

協議に詳しい米外交官はロイターに対し、米国務省は「通信分野では米国またはその同盟国の技術を使用す‌るよう、シリア側に明確に強く促した」と述べた。こうした要求に絡んで米国がシリ​アに対して財政面あるいは物流⁠面での支援を約束したかどうかは不明だ。

シリアは2011年の反政府デモへの弾圧に端を発した内戦で米国から制裁を科さ​れ、国内の通信インフラは中国の技術に大きく依存してきた。民間通信部門は14年にわたる内戦で壊滅的な打撃を受け、復興に向けて外国からの投資を誘致している。

ロイター
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