タイCPI、1月は予想以上に下落 政府は4月には上昇と予想
2月5日 タイ商務省は5日、1月の総合消費者物価指数(CPI)が前年同月比0.66%下落したと発表した。写真は2025年6月、バンコクで撮影(2026年 ロイター/Chalinee Thirasupa)
[バンコク 5日 ロイター] - タイ商務省は5日、1月の総合消費者物価指数(CPI)が前年同月比0.66%下落したと発表した。下落は10カ月連続で、エネルギー価格の下落と政府の生活費軽減策が押し下げ要因となった。
ただ、商務省はCPIが4月には上昇に転じるとの見方を示した。
ロイター調査に基づく1月CPIのエコノミスト予想は前年同月比0.40%下落だった。昨年12月のCPIは同0.28%下落していた。
タイ中央銀行のインフレ目標レンジは1─3%。
中銀のウィタイ総裁は先に、インフレ率は来年には目標レンジ内に戻る見通しだと述べていた。
一部のエコノミストは、中銀が2月25日の次回会合で政策金利を再び引き下げることを予想している。
変動の激しいエネルギー価格と生鮮食品価格を除いたコアCPIは1月は前年同月比0.60%上昇し、ロイター調査のエコノミスト予想と一致した。
商務省の高官は記者会見で、総合インフレ率は2月と3月もマイナスが続き、第1・四半期はマイナス0.43%で推移するとの見方を示した。ただ、コアインフレ率は依然プラスであり、デフレには至っていないとした。
また、総合インフレ率は4月からプラスに転じ、第2・四半期に0.38%、第3・四半期に0.90%、第4・四半期に1.15%へと上昇するとの予想を示した。
この高官は、第2・四半期にインフレ率がプラスに転じるとの見通しは季節的要因によるもので、夏場は生鮮野菜や果物の価格が上昇する傾向があると説明した。





