トランプ氏、グリーンランド合意の詳細交渉中 支払いは否定
スイス東部ダボスで開かれている世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で演説するトランプ米大統領。22日撮影。REUTERS/Jonathan Ernst
[ 22日 ロイター] - トランプ米大統領は22日、デンマーク自治領グリーンランドを巡る合意の詳細について、依然として交渉が行われているとした上で、米国が同地への「完全なアクセス」を得る必要があるほか、金銭を支払う意向はないと明らかにした。
前日にはグリーンランドの領有に反対する欧州諸国に追加関税を課すとしていた方針を撤回し、同地の将来を巡り、北大西洋条約機構(NATO)と大枠で合意したと発表していた。
トランプ大統領はこの日、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)でFOXビジネスのインタビューに応じ、「合意の詳細については現在交渉中だ」と語った。その上で、合意に関する発表後、「株価が大幅に上昇したことに気が付いた」と語り、世界市場に与える影響を認めた。
欧州諸国が米国株・国債を売却する可能性について問われると、「もしそうなるなら、そうなるだろう。だがそうなれば、われわれは大規模な報復措置を取る。われわれはあらゆる手札を持っている」と答えた。
グリーンランド取得にいくら支払う用意があるかとの質問に対しては、「(最新鋭のミサイル防衛システムである)ゴールデンドームを建設するという事実以外、われわれは何も支払う必要はない」と述べた。
また、いかなる合意も軍事利用を含め、グリーンランドへの「完全なアクセス」を認める内容になるとし、「われわれは欲しいものをすべて無償で手に入れている」と言明した。





