ロ、グリーンランド占領説を一蹴 西側の「二重基準」を批判
写真はロシア外務省のザハロワ報道官。2025年11月、モスクワで撮影。REUTERS/Ramil Sitdikov
[モスクワ 15 日 ロイター] - ロシア外務省のザハロワ報道官は15日、同国と中国がデンマーク自治領グリーンランドの占領を目指しているという西側諸国の主張は容認できないと述べた。また、グリーンランドを巡る問題は、西側の「ダブルスタンダード(二重基準)」を浮き彫りにしているという認識を示した。トランプ米大統領は、ロシアや中国による将来の占領を防ぐために、米国がグリーンランドを領有する必要があると主張。西側諸国の首脳らも同調し、北大西洋条約機構(NATO)は北極圏を中ロから守る必要があると強調している。ザハロワ報道官は、西側が「まず侵略者がいるという考えを思いつき、その後、これら侵略者から誰かを守る用意があると考えた」と指摘。ロシアと中国がグリーンランドを脅かしているという主張を裏付ける事実は提示されておらず、「ロシアも中国もそのような計画を発表していない」と述べた。ロシアがグリーンランドに何らかの計画を持っているかというロイターの質問に対しては、ザハロワ報道官は「なぜトランプ氏に聞かないのか」と応じた。その上で、現在の状況は「西側諸国が構築する『ルールに基づく世界秩序』の矛盾を明示している」という認識を示した。





